アメリカは場所によって16歳でも4輪運転免許を取得できる! だったら国際免許をとったら日本でも16歳で運転可能?

この記事をまとめると

■アメリカでは州によって16歳から運転免許を取得できる

■国際免許証(IDP)の取得条件は原則18歳以上となっている

■外国免許から日本免許への切り替えも普通車は17歳6カ月以上が条件だ

国際免許の取得には年齢制限があった

 夏休み、海外に行って思い切り楽しみたいから「そうだ、国際免許を取っておこう」と思う人もいるだろう。いわゆる国際免許について、警視庁のホームページには以下の説明がある(一部を抜粋)。

 正式名称は、国外運転免許証という。日本の運転免許証を持っていて、外国(ジュネーブ条約締約国)で運転するための運転免許証だ。有効期間は発行日から1年間。更新制度はない。ジュネーブ条約とは、ジュネーブ道路交通条約を指す。1948年にスイスのジュネーブで作成され1952年に発効した道路交通に関する条約で、これに加盟している国では日本で取得した国外運転免許証で運転することができる。

 見方を変えれば、ジュネーブ条約に加盟している国で海外で運転できる運転免許証を取得することができるということだ。そうなると、ちょっと気になることがある。国によって運転免許証の取得可能年齢が違うという点だ。

 とくにアメリカでは州によって取得可能年齢に差がある。もっとも若い16歳以上なのが、アイダホ、モンタナ、ノースダコタ、サウスダコタの4州。次いで、16歳半年の州が、アリゾナ、ニューメキシコ、ワイオミング、カンザスなど。17歳以上が、ワシントン、オレゴン、カリフォルニア、コロラドなど。そのほかが日本と同じ18歳以上となっている。

 16歳といえば、日本では原付免許などが取得可能だが、自動車を16歳から乗れるというイメージは日本ではないだろう。それどころか、アメリカではもっと若い年齢で自動車に乗れる場合もある。運転免許取得のための運転学習開始になると、ノースダコタ、サウスダコタ、アイオワ、カンザス、アーカンソーでは14歳から自動車を運転できるのだ。こうなると、アメリカでは16歳でも手続きをすればジュネーブ条約締約国である日本で運転できるということなのか?

 アメリカにおける国外運転免許証は、インターナショナル・ドライビング・パーミット(IDP)と言う。IDPの申請条件には、18歳以上という記載がある。申請には、申請書、パスポート用とおなじ2✕2インチの顔写真2枚、申請用20ドル(1ドル160円換算で3200円)が必要だ。

 また、外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替える場合は、18歳以下の場合もあり得る。警視庁の資料によると、取得資格は17歳6か月以上(普通二輪16歳以上、中型免許20歳以上、大型免許21歳以上)だ。加えて、外国等で運転免許を取得後、その国等に通算して3か月以上滞在していることも免許切り替えの条件である。


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桃田健史 MOMOTA KENJI

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