新車を投入するも天候とタイヤに翻弄された! GR86/BRZ Cup 岡山大会でのTeam Takutyの戦いぶりに密着 (2/2ページ)

決勝は苦しいレース展開に

 決勝の天候は曇りのなかに晴れ間が見える感じで、湿度が高く蒸し暑さが堪える天気でした。

 Team Takutyの3台は中団からスタートとなり、混戦をうまく抜け出していかないと上位にはいけません。ライバル車両の隙をついて行きたいところですが実力は拮抗しており、さらにタイヤメーカーも同じというマシンが周りに揃っていたこともあり、なかなか抜け出すことができませんでした。

 結果、井口は12位、奥本13位、久保20位とそれぞれポジションアップはしていますが、大きくポジションアップできていないことで、中団がいかに接戦だったのが伺えます。

 東京スバルレーシングの井口は「スタートとしては悪くなかったです。スタート直後のポジション争いでうまく上に行けて、その後しばらくは落ち着いた感じになってしまいました。落ち着いてしまうと追い抜くのに苦労して、着実な走りをしていかなくてはならない。それほど順位を上げることができませんでした。新車を投入して、まだボディバランスやエンジンの重さなどが感じられるので、そこはマイレージを稼ぎながらバランスを上げていけるようにしていきたいです。新車でのセットアップの方向性も見えたので、次の十勝は結果が残っているサーキットなので期待していきたいです。Team Takutyは3台ともまだノーポイントなのでまずはポイントを取りに行きたいです」と語ります。

 栃木スバルレーシングの奥本選手は「スタートもよく決まってポジションアップもできました。混戦になると水温が上昇してマシン的にも苦しい展開になってしまいました。ダンロップタイヤもいい感じだったのですが、混戦を抜け出せないポジションで走っていたことも自分も実力不足かもしれません。次の十勝に向けてがんばります」と言います。

 千葉スバルレーシングの久保選手は「自分のスタイルとしてセットアップをいろいろ変更していいところを探していくことが多いなかで、雨のなかではそこを決めきれなくて、予選は後方になってしまいました。決勝走行中のマシン状況を感じて、この雰囲気が練習走行で感じられていれば、こういうセットアップにしたのにな、と思う部分が多くありました。決勝のペースも悪くなかったのですが、前に詰まったりして苦戦してしまいました。チームとも相談して次の十勝を想定したことも行っていたので、次の十勝を頑張りたいと思います」と締めました。

 Team Takutyの3台は開幕戦オートポリスでは予選でノータイムとなったことで最後方からの追い上げのレースを行いました。第2戦はニュルブルクリンク24時間レースと日程が重なったことで、S耐で一緒に戦うSDAメンバーがドライバーとして乗車しました。そしてこの第3戦岡山でポイントを取りたかったのですが、天候に翻弄されてしまいました。そのため3戦終わってノーポイントという状況です。ここからランキングを上げていくために、後半戦は全戦でポイント獲得を目指していきます。

 次戦はTeam Takutyと相性のいい北海道・十勝サーキットです。十勝大会は8月8日(土)予選、9日(日)決勝で開催されます。年に1度のレースですが期待したいと思います。


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