お金はなくとも「人気のSUV」しかもモテるクルマに乗れる! 中古100万円で狙えるイケてるSUVを厳選した (2/2ページ)

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 一方、国産中古SUVで若者が乗るなら選択肢は幅広い。お手ごろ価格で年式が新しいモデルを狙えるのは、たとえば軽自動車のスズキ・ハスラーがある。5年落ちでしかない2021年式でも100万円前後という値付けであり、2024~2025年式の新古車も115万円ぐらいで探すことが可能だ。カラフルなボディカラーは女子ウケしやすく、ターボ×4WDモデルなら、筆者の経験上、東京~軽井沢の往復も余裕かつ疲れ知らずでこなしてくれる走りのよさ、快適感がある。

 軽中古SUVで2020年前後の年式が100万円前後で狙えるもう1台が、「青空標準装備」を謳うダイハツ・タフトだ。カクカクしたエクステリアデザインはタフネスさ満点で、全車にスカイフィールトップと名付けられた、ルーフのほとんどの面積を占める軽自動車では希少な大型ガラスルーフが標準装備され、空を、季節を、天候を感じながらラブラブなドライブを楽しむことができるのだ。アウトドア好きの若いカップルには文句なしの1台といっていい(乗り心地もカクカクしたボディのイメージどおり硬めだが)。

 同じく若い人にお薦めで、めったに見かけないコンパクトSUVが、スズキ・イグニス。モテカーかどうかは微妙な線だが、2016年度グッドデザイン賞を受賞し、2017ワールド・アーバン・カー部門 TOP3」を受賞するなど欧州車テイストあるデザイン、なんといっても走りが自慢の1台だ。2024年に国内での発売を終了しているが、通好みのコンパクトカーとしても知られ、どこへでもスイスイ行ける、前席優先のデートカーとしては悪くない選択だ。生産終了で中古車の価格が上がり気味とはいえ、それほど人気があったわけでもないため、100万円前後で比較的新しい中古車が狙える1台となっている。

 中古車にも安全性・安心感を求める、幅広い年齢層の人にお薦めしたい、100万円前後で手に入る比較的高年式の中古モテSUVとして挙げられるのが、スバルのXVだ。先進運転支援機能のアイサイトはもちろん、悪路、雪道での脱出性能を高めるXモードが用意され、アウトドアやウインタースポーツの足として文句なしのオールラウンド性能を満載したコンパクトクロスオーバーモデルとなる。年式的には2017年前後になるものの、じつは後継車となる現在のクロストレックとデザイン的には大きく変わらず、古いクルマ感がほぼない点もモテSUVとしての推薦理由である。

 そのほかの幅広い年齢層に薦められる100万円前後の中古モテSUVとしては、先代マツダCX-5(2016年式前後)、日産エクストレイル(2016年式前後)がある。どちらも古臭さとは無縁で定番国産SUVとしての魅力があり、女子好みという点もまずまずクリアでき、性能的にも十分に満足できるはずである。

 かつて講談社ホットドッグプレスといった男性誌でデートカー企画を担当し、女性誌数誌でクルマの連載を経験してきたこともある筆者が上記のなかから100万以下で狙えるモテSUVを選ぶとすれば、女子ウケ間違いなしのミニ・クロスオーバー、ミニ・クラブマンが最有力となりそうだ。

 最後に特例として紹介したい1台が、ホンダ・エレメント。2002年に国内と北米で発売された、ビーチにあるライフセーバーが詰めるライフガード・ステーションをキーコンセプトとしたクロスオーバーモデルで、タフさと観音開きドアが大きな特徴である。

 国内では販売が不振で2005年に終売しているが、今見てもまったく古さを感じさせないどころか、むしろ新鮮に映るネオクラシックカーであり、海系モテSUVでもあるのだ。もう20年以上前のクルマだけに中古車のほとんどは10~20万kmオーバーだが、希少価値があり、いまでも100万円前後の中古車価格となっている(200万円台もある)。海好きな女子にはクラシックな佇まいでもあり、けっこうウケるのではないだろうか。ただし、所有後のメンテナンスについて検討してから決断したい。


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青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2026-2027日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

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