キャンピングカーってガチ勢のもの……じゃないのがイマドキ! ライト層こそ注目してほしいキャンピングカー最新事情 (2/2ページ)

2026年の最大の目玉はKIAのPV5たち

 そして、キャンピングカーの定番といえばトヨタ・ハイエース。今回は「ZARA(ザラ)」という「伝説のキャンピングカー」が復活! 外見はシンプルですが、なかに入ると洗練された空間が広がっています。必要なものだけを上手に配置し、作り込みすぎていないので、普段使いとの両立もしやすそう。私はファッションブランド「ZARA」のヘビーユーザーなので要注目です。

 そして今回、もっとも勢いがあって新鮮だったのは、韓国のKIA(キア)の次世代EVバン「PV5」をベースにした車中泊モデルやEVキャンピングカーが数多く展示されていたこと。日本ではまだ珍しいブランドですが、「クルマそのものを旅の空間として使う」という新しい発想が随所に盛り込まれています。

「ダイレクトカーズ」では、日常使いでも旅先での快適性も高い「DC EV LIFE」、「トイファクトリー」では専用のベッドキット、ほかにも「ホワイトハウスキャンパー」や「ロータスRV」でもPV5をベースにしたキャンピングカーが展示されていました。

 EVならではの静かさや、大バッテリーを活かした電源の使い方など、これからの車中泊の可能性を感じさせる提案が印象的で、KIA PV5はキャンピングカーだけでなく、モビリティそのもののライフスタイルを変えてしまうかもしれません。電気を自由に使えることは、旅先での快適性だけでなく、災害時の安心にもつながります。こうした視点は、これからますます注目されそうです。

 さらに、会場には丸っとキャンピングカー仕様にしなくても、十分に楽しめるという提案もありました。

 最近は10万円以下でも高性能なポータブルエアコンや大容量のポータブル電源が充実しています。普段使っているクルマにベッドキットを載せたり、必要なときだけポータブルエアコンや電源を積んだりすれば、それだけで快適な車中泊が楽しめます。ライフスタイルや予算に合わせて少しづつ自分好みに仕上げていく、最初はこんなところから始めるのもよいかもしれませんね。

 そんな自由な楽しみ方のイメージが広がる「東京キャンピングカーショー2026」でした。


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