地図更新に数万円かかる純正ナビはもう不要? Googleマップや車載Googleが全盛時の現代のカーナビ事情 (2/2ページ)

それでも車載ナビを選ぶ理由はある

 好みはあるかもしれないが、筆者はここのところGoogleマップのナビのお世話になっており、その便利さが身に染みているところだ。あらかじめルート上のオフラインマップをダウンロードしておけば、通信料の心配もなし。だが、わざわざスマホのGoogleマップを使わなくていい方法もある。それはGoogle搭載車に乗ることだ。

 一部の現行車種にはクルマ自体にGoogleが組み込まれていて、Googleマップによるナビがスマホなしで使える。しかも音声認識の精度が高く、走行中でも「OKグーグル」「〇〇に行く」と発声すれば、目的地設定やルート変更もらくらく完了。普段スマホで使っているGoogleナビの便利さを車内でも手に入れることができるというわけだ。

 たしかに車載ナビは多機能で、メーター側の併用表示や道路のルート上のSA/PA表示などスマホ接続によるグーグルマップのナビ機能にない機能もあり、インフォテイメントとしての使い勝手やルート案内の確認のしやすさは悪くない。しかし、車種によってはマップデータなどに不満が出ることもあり、長く乗り続けてマップデータを更新するとなれば費用もかかる。

 ゆえに「車載ナビはいまの時代でも有用なのか」という問いに対しては、スマホ接続によるナビ機能が高機能化したいまでも、ナビのルート案内を頻繁に使う人にとっては、コネクティッドナビや車載Googleのナビならかなり有用……という結論になるだろう。決め手はマップデータを常に自動で最新の状態にできることと、スマホのバッテリーや通信量に負担をかけない点だ。

 コネクティッドナビは年会費や通信料がかかったりもするのだが、一般的な純正ナビのマップデータの更新料とその手間を考えて比較すれば、より快適に便利に使えるのは、通信型のコネクティッドナビ、純正搭載でスマホ接続の必要がないGoogleナビということになるだろうか。

 とくに電気自動車の最新の純正ナビの場合、電費を考慮した最適なルート案内や充電スポット検索、経路充電の案内まで行ってくれるため、より安心快適な電気自動車でのドライブが可能になる。地図データの更新の件はともかく、スマホを使いこなせていない人にとっても依然として純正ナビは強い味方になってくれるに違いない。


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