【意外】タクシーにも「車両区分」がアリ! アルファードやレクサスはクラウンより高いってホント?

この記事をまとめると

■タクシーには小型から特定大型まで地域ごとに異なる車両区分がある

■流しのタクシーはメーター制だが貸切では車種ごとに料金が異なる

■アルファードやハイエースなど大型車ほど高い料金設定が一般的だ

タクシーは全部同じじゃない

 目的地まで送り届けてくれる公共交通機関として便利なタクシー。じつは、タクシーにはさまざまな種類(車両の区分)があるのをご存じでしょうか。今回は、タクシーの種類や特徴、料金の違いなどを解説します。タクシーを利用するときの参考にしてみてください。

 都市部に多く走っているタクシーの多くは、小型自動車や普通自動車をベースとした車両です。しかし、地方などでは、小型・中型・大型などと細かく分類されていることがあります。国土交通省 東北運輸局の資料によると、タクシーの車両区分について次のように定められています。

◆小型車:小型自動車のうち自動車の長さが4.6m未満で乗車定員5名以下のもの。普通自動車で排気量2.0リッター(ディーゼル機関を除く)以下のもののうち、ハイブリッド自動車で乗車定員5名以下のもの。普通自動車・小型自動車・軽自動車のうち内燃機関を有しないもので乗車定員5名以下のもの。軽自動車は福祉輸送事業にのみ使用するもの。
◆中型車:普通自動車および小型自動車のうち、当車種区分にて定める特定大型車、大型車、小型車のいずれにも該当しないもの。ただし、普通自動車および小型自動車のうち内燃機関を有しないもので乗車定員7名以上のものを除く。
◆大型車:普通自動車のうち排気量2.0リッター(ディーゼル機関を除く)を超えるもので乗車定員6名以下のもの。
◆特定大型車:普通自動車および小型自動車で乗車定員7名以上のもの。

※上記の適用地域:秋田県B地区、山形県A・B地区、福島県全域
※国土交通省 東北運輸局「一般乗用旅客自動車運送事業の車種区分について」(H21.6.30 公示第46号)より一部抜粋

 この車両区分はあくまでも一例です。また、地区によって車両の区分が異なる場合もあります。では、このクルマの区分によってタクシー料金に違いはあるのでしょうか。

 街なかを走行しているタクシー(いわゆる流し)は、距離や時間などによって料金が加算されるメーター制を採用しています。そのほかにも、タクシーには送迎のために一定時間貸し切り状態にするという使い方もあります。とくに前章で説明した大型車や中型車などの場合は、時間で貸し切るケースが多いでしょう。

 ここでは、とあるタクシー会社の車種別の時間単価を紹介します。

【車種別基本料金表】
・レクサス LS500h(大型/定員4名):基本料金5350円/30分
・アルファード(特大/定員6名):基本料金5500円/30分
・グランエース(特大/定員7名):基本料金5500円/30分
・ハイエース(特大/定員9名):基本料金5500円/30分
・クラウン(特大/定員4名):基本料金3650円/30分
・センチュリー(特大/定員4名):5350円/30分

 街なかを走行しているタクシーを利用することが多いユーザーのなかには、タクシーに種類があることや車両の区分・車種によって料金が異なることを知らなかったという人もいるのではないでしょうか。

 上記の基本料金一覧のように、車種や車両区分などによってタクシーの基本料金は異なります。もし、旅行先で時間単位でタクシーを貸し切ろうと考えているときは、車両の区分などによって料金が異なるということを知っておくと役立つ日が来るかもしれません。


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齊藤優太 SAITO YUTA

ライター/インストラクター/ジャーナリスト

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