この記事をまとめると
■フォードがモントレーでマスタング・ダークホースSCコンバーチブルを発表
■5.2リッターV8スーパーチャージャーで795馬力・894Nm
■クーペ譲りの迫力あるスタイルはそのままに乗り味はラグジュアリーに味付けられる
フォード最強オープンカーが見参
フォードは先日のモントレー・カーウィークで、史上最強のオープントップ版のマスタングとなる、「ダークホースSCコンバーチブル」を一般公開した。
フォード・マスタング・ダークホースSCコンバーチブルの走行画像はこちら
ちなみにこのモデルは、2026年の1月に発表されたクーペ仕様の「ダークホースSC」にほぼ共通するメカニズムをもつもの。フロントに搭載されるエンジンは、795馬力の最高出力と894Nmの最大トルクを誇る5.2リッターのV型8気筒スーパーチャージャー。これに7速のデュアルクラッチトランスミッションが組み合わされ、ここから出力されたトルクはカーボンファイバー製のドライブシャフトを介して後輪へと伝わる。
ダークホースというネーミングが物語るように、ブラックにペイントされたエンブレムをセンターに備えるグリルや、その両サイドに設けられたエアインテーク、さらにワイド化されフットワークの力強さを演出したフェンダー、あるいは大型のリヤウイングなど、エクステリアでのディテールも、その多くはクーペのダークホースSCに共通するもの。左右各々にデュアルで導かれる長方形のエキゾーストパイプも、このモデルが秘める究極的なパフォーマンスを予感させてくれる部分だ。
フォード・マスタング・ダークホースSCコンバーチブルのリヤスタイリング画像はこちら
だがフォードは、同じダークホースSCでも、このコンバーチブルとクーペとではややそのキャラクターを変えることを意識しているようだ。その象徴的な例といえるのが、マグネティックライド・サスペンションのセッティングで、コンバーチブルのそれにはクーペと比較して、ややラグジュアリーな味付けが施されているという。
これはサーキット走行にもフォーカスしたクーペと、グランドツーリング的な乗り味を求めたコンバーチブルというキャラクターの違いを明確にした結果といえるのだろう。また、クーペにオプション設定されるトラックパッケージやカーボンセラミックブレーキも、コンバーチブルでは選択できない。
フォード・マスタング・ダークホースSCコンバーチブルのタイヤとホイール画像はこちら
ちなみにマスタングのクーペモデルでは、さらにこのダークホースSCよりもハイパワーな「GTD」や、フォードのオフィシャルチューナーともいえるRTRビークルズの手による「RTRスペック5マスタング」もラインアップされている。
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTDクラスに由来する名を掲げるGTDは、やはり5.2リッターのV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを815馬力の最高出力で搭載するモデル。一方のRTRスペック5マスタングは2026年モデルでは50台の限定車とされているが、5リッターのV型8気筒エンジンからスーパーチャージャー870馬力というパワーを発揮するモンスターマシンだ。当然のことながらコンバーチブルでこの両車に匹敵するパフォーマンスを味わいたいと考える、熱狂的なカスタマーも少なくはないはず。
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史上最強のマスタング・コンバーチブル。それには果たして次なるストーリーが存在しているのだろうか。参考までに今回発表されたマスタング・ダークホースSCコンバーチブルは、2026年秋からオーダーを受け付け、2027年春からデリバリーを開始する予定。価格は正式には発表されていないが、クーペのそれが約10万6090ドル(約1600万円)をベースとしていることを考えると、それよりもやや高い設定となることは間違いない。