新しいマシンに新しい路面と初めて尽くしで挑む激戦の鈴鹿! GR86/BRZ Cup第6戦に挑んだチームタクティに課された試練 (2/2ページ)

結果は低迷気味も最終戦へのモチベーションは高め

 日曜日の決勝は朝から雲が空を覆い、気温・路面温度も少し低めです。決勝も専有走行や予選と同じくお昼頃にスタート。データ類を活かせる状況ですが、曇り空になったことで、タイヤの内圧をどの辺りにセットするかがポイントになります。

 ワンメイクレースはレース距離を同じにするために、サーキットごとに周回数を調整しています。鈴鹿サーキットはコース長が5807mと長いため、周回数は8周というシリーズのなかでも1番周回数が少なくなります。

 決勝レースがスタートし、久保選手は果敢に前の選手を追い上げていきます。2周目の逆バンクからNIPPOコーナーに差し掛かったところ、前方のマシンに接触してしまい、それをきっかけに複数の車両が巻き込まれるクラッシュが発生してしまいます。

 後方にいた井口選手はコース外の芝生部分を走行し、難を逃れました。さらに後方の奥本選手も巻き込まれることなく走行を続けます。久保選手自身もコースに復帰しますが、順位を大きく下げてしまいます。

 2台のマシンがコース上に停止してしまったことでセーフティカーが導入され、全体がゆっくり周回します。

 5周目に再スタートが切られますが、残り周回は3周。順位の変動はあまり起きず、井口選手は9位、奥本選手は17位でフィニッシュします。久保選手はレース結果に30秒加算のペナルティが出たことで33位となりました。

 井口選手は「今回はスタートが決まってポジションをいくつか上げることができました。2周目に目の前で大きなクラッシュがあり、自分はなんとか避けることができてよかったです。最終順位も9位となってポイントも獲得できて良かったです。次戦は最終戦のもてぎですが、今週の速さがなかった原因を突き止めないと、今回と同じような順位に下がってしまうと思いますので、パーツの管理などをしっかりおこなって、最終戦を気持ちよく終われるようにしていきたいと思います」と言います。

 奥本選手は「決勝はうまいこと切り抜けられて、17位までポジションアップをすることができました。予選の結果を受けて決勝に向けて調整した点も良い結果に繋がったと思います。最終戦は11月ということで、気温や路面温度が下がってくるとダンロップタイヤも良い傾向になりますし、何より栃木スバルさんの地元ということもあり、いいレースを見せたいです」と語ってくれました。

 久保選手は「決勝は目の前にいたライバルのペースがあまり良いように見えなかったので、早めにパスしようと仕掛けていきました。2周目S字コーナー付近から3台くらいのバトルになって、抜きつ抜かれつ状態のなかで接触してしまい、大きなクラッシュになってしまいましたので、関係するチームには謝罪もしました。こちらのマシンはそれほど大きなクラッシュにはならなかったと思いますが、11月の最終戦までに修復して参戦したいと思います。もてぎは表彰台にも上がっていますし、育ってきたコースでもありますので、いいレースをしたいと思います」と状況を語ってくれました。

 チームタクティは井口選手が9位で2ポイントを獲得しましたが、全体的に低迷してしまったレースでした。次戦は最終戦、モビリティリゾートもてぎで11月21〜22日に開催されます。最終戦でどのようなレースを見せてくれるのか期待したいと思います。


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