この記事をまとめると
■ヘッドライトの明るさや光軸は車検時にチェックされる
■暗すぎると車検に通らないが明るすぎる場合に関する規定はない
■明るさ以上に気をつけたいのがライトが発する色味だ
暗すぎるヘッドライトはNG! じゃあ明るすぎる場合は?
車検の際の検査項目はいくつもあるが、なかでも灯火類のチェックは厳しいことで知られている。
2026年8月1日から、ヘッドライト検査がハイビームからロービーム計測に完全移行(1998年9月1日以降に製造されたクルマ)したことで、ヘッドライトの保安基準についての関心が高まっている。車検の合格基準になるのは、主に光度と光軸、カットラインの乱れ、そして色味の4点だ。
このうち、光度に関しては、1灯あたり6400カンデラ以上という基準がある。レンズが曇っていたり、黄ばんでいたり、バッテリーが弱っていたりして、ヘッドライトが暗すぎると車検に通らなくなってしまう。
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では反対に、明るすぎるとどうなるのか?
じつは明るさ自体の上限値についての厳密な数値規定は見当たらない。ただし、保安基準には「ほかの交通を妨げないこと」という項目があるので、検査官が「ほかの交通を妨げるほど明るい」とジャッジすれば、車検に落ちる可能性がある。つまり検査官の主観で決まるわけだが、ここは常識的な明るさなら心配ない!?
そうした光度よりも、数字的に車検の合否を左右するのは、色温度といっていい。
ヘッドライトの色は保安基準で「白色」(平成17年以前のクルマは白色または淡黄色でもOK)と定められている。社外品のLEDなどで人気がある青白い光などは、車検不適合になる可能性が高い。赤みがかった光や、左右で色味が違うのもNGだ。なお、ライトの色味はケルビン数で示されている。ケルビン数が高いと青白い発光になり、低いと黄色や赤みがかった温かみのある光になる。
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上記のように、保安基準でヘッドライトの色は「白色」と定められている。これも明確な数値規定があるわけではないが、「白」と判定されるケルビン数は、4000〜6000Kが目安とされ、上限は6500K程度といわれている。ドレスアップなどで、社外品のLEDランプに交換する場合も、6000K前後の白色のものを購入するのが無難だろう。
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余談だが、大昔のヘッドライトはタングステン球で、ハロゲンランプが普及してからも純正品は暗かった。峠などに走りに行くなら、シビエやマーシャル、ヘラ、ボッシュなどの海外ブランドのライトで明るくなるようチューニングするのが定番だったが……。
いずれにせよ、ヘッドライトは車検でも厳しく点検される項目なので、予備検屋や整備工場などで、専用のヘッドライトテスターを使ってきちんと点検調整を受けてから、車検に臨むようにしよう。