高い実用性とスポーティな走行性能
ここまではiX3と共通の点も多いが、iX4の特徴はなんといってもそのスタイリングだろう。ボディサイズこそiX3と大きく変わらないが、クーペライクなシルエットを描く流麗なルーフラインが大きなインパクトを与える。アクティブエアフラップなどの空力の作り込みにより、Cd値は0.23を達成した。荷室容量は490〜1600リッターで、ボンネット下にも58リッターの収納スペースが用意される。
BMW iX4 サイドビュー画像はこちら
フロントには、BMWの象徴であるキドニーグリルとツインヘッドライトを一体の造形にまとめた「ノイエクラッセ・フェイス」を採用。iX3とは異なりMスポーツパッケージが全車に標準で、20インチのMアルミホイールと、ブルーキャリパーのMスポーツブレーキが付く。M60にはさらに、21インチのホイール、レーシングカー由来の「Mイエローライト」、専用のMリヤスポイラーが与えられ、パノラミックサンルーフも全車に標準装備される。
インテリアは、ウインドウシールド下部全体に情報を映し出す「BMWパノラミックビジョン」、17.9インチのセントラルディスプレイ、マルチファンクションステアリングを組み合わせた「BMWパノラミックiDrive」が中心になる。3Dヘッドアップディスプレイはオプションだ。内装は7種類から選べ、オーディオは標準で7スピーカーシステム、M60にはハーマンカードンの13スピーカーシステム(ドルビーアトモス対応)が標準で付く。
BMW iX4 インテリア画像はこちら
電動のクーペSUVというと、これまでは実用性とスポーティさのどちらかを選ぶ印象があったが、800Vの急速充電と800km級の航続という実用面の強みを備えたうえで、M60では600馬力超のパフォーマンスを手にしている。iX4は両方を欲張った1台といえそうだ。