タンドラやランクルがもはや戦車のような姿に!? トヨタがSEMAショーに展示する雪道特化型ヨンク「スノーハンターコンセプト」がバケモノだった (2/2ページ)

どんな雪道でも突き進む姿はまさに重戦車

 まずは「タンドラ・スノーハンター・コンセプト」から。このクルマは、冬のもっとも厳しい環境下でもフルサイズピックアップトラックのパワーを活かした高い走破性が自慢だ。さらにこの車両は、移動式ベースキャンプとして設計されている点も見逃せない。

内容としては、CALTYデザインのトヨタ・トレイルリフト・プロ・ラックシステム・コンセプト、TRD製リヤビレットコントロールアーム、プレデターステップ、そして遠隔地での冒険に必要な追加照明で武装する。「TrailLift Proシステム」は、荷台をオーナーの探検スタイルに合わせて柔軟に使えるプラットフォームへと変身させることが可能だ。

また、収納なども多く装備されているほか、可動式のトップラックを下げることで、自転車、カヤック、カヌーなどの大型ギアやその他の重い道具の積み込みも容易だ。人が立ち入らないような場所に入っていき、そこでクルマごとベースキャンプとして活用できる、走る秘密基地と言える。

「タコマ・スノーハンター・コンセプト」は、雪深いところに入っていくコンセプトは守りつつ、より機敏でトレイル走行に特化させている。スノートラックに加え、ルーフラック、MOLLEパネル付きのフルレングス・ベッドラック、オーニング、カーゴ収納、リカバリー装備、ベッドライトなど、アドベンチャーギアを多数搭載する点が自慢だ。この車両は、狭いトレイル、刻々と変化する路面状況、そして機敏性と走破性が求められる冬のルートにおける自給自足型の行動に対応できるように作られている。

「4ランナー・スノーハンター・コンセプト」は、トヨタのSUVアドベンチャーの伝統を受け継ぎ、除雪された道の先、より深い冬の地形へ入っていけるコンセプトカーだ。もとのパフォーマンスはもちろん、先の2モデルに負けない積載能力、そして長距離のバックカントリー走行に適した装備とし、トヨタ純正ロックレール、アクセサリーパネル付きのプリンス製ルーフラック、そしてThule Pulse 2カーゴボックスを装備する。

「ランドクルーザー・スノーハンター・コンセプト」は、ランドクルーザーがもともと備えている世界的に誇る圧巻の悪路走破性を武器に、クローラー化によってさらに強化。そこに、トヨタ純正のロックレールとスキッドプレート、アクセサリーパネル付きのプリンス製ルーフラック、そしてThule SnowPackスキーラックを取り付け、どんな過酷なシーンでも走り続けるという、ランドクルーザーの長年の使命を体現する仕様となっている。こちらは日本でも販売されているモデルがベースなので、参考になる部分も多いのではないだろうか?

 最後に紹介するのは「セコイア・スノーハンター・コンセプト」。このモデルは、フルサイズSUVの広々とした空間と冬の走行性能を融合させ、人、荷物、そして高い走破性を携えて、より遠くの荒野へ向けて走るというコンセプトで作られている。パーツには、TRD製フロントスキッドプレート、トヨタ純正鋳造アルミ製ランニングボード、アクセサリーパネル付きプリンス製ルーフラック、そしてThule Pulse 2カーゴボックスを搭載し、家族旅行から人里離れたベースキャンプでの冒険まで、あらゆるニーズに対応できるパッケージとしている。

 これらのコンセプトモデルは、雪道を引き返す理由とせず、ルートの一部として走り抜けることを使命として与えられているハードコアモデルだ。日本でもよほど雪深いエリアに行かないと見かけないクローラー仕様。まるで雪原特化型の重戦車のような佇まいは圧巻だ。ただし、全車とも当然コンセプトモデルで、市販化される予定はないという。とはいえ、1度でいいからその走破性を実際に試してみたいものだ。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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