最終ドライバーの走りで順位が逆転
迎えた午後の走行。午前に思うような結果を残せなかった学校にとっては挽回のラストチャンスで、ミスの許されない緊張感に包まれる。
最初に会場を沸かせたのは、兵庫県立大学Aドライバーの瓜本選手だ。全日本ジムカーナ選手権への出場歴もある彼女は、予選ラウンド3で男子選手を抑えて個人トップタイムをマークした期待の選手だったが、決勝1本目の走行ではパイロンタッチに沈んでいた。その瓜本選手が2本目でそつなく好タイムを残したことで、兵庫県立大学が新潟大学をかわして一気にトップに躍り出る。しかし、その差はなんとわずか0.05秒。すでにAドライバーの走行を終えている新潟大学は、残るBドライバー・Cドライバーで持ちタイムを更新することが必須となる。
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迎えた最終Cドライバーの走行でドラマが起きた。2位となった新潟大学の土崎選手が自己のベストタイムを塗り替え、0.08秒差で兵庫県立大学をかわす。しかしその直後、兵庫県立大学の板澤選手が全体の個人ベストタイムを叩き出した。この渾身の走りで兵庫県立大学がトータルでも新潟大学を0.6秒突き放し、ふたたびトップの座に躍り出て、そのまま逃げ切り。見事に優勝を果たした。
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上智大学のCドライバー、志賀選手も自身が午前走行で喫したパイロンタッチペナルティを取り返す走りで肉薄するも、兵庫県立大学には一歩及ばず2位となった。3位は新潟大学、昨年度優勝の駒澤大学、昨年度2位の大阪大学がそれぞれ4位、5位に滑り込んだ。
午前と午後の走行のタイム差が小さい順に順位が決まる、いわば「安定感」で競われた女子クラス。今年は昨年の6名から増えて、8名が日本一を争った。トップバッターとして出走した茨城大学の吉村望愛選手が優勝を決め、2位は東京電機大学の石井希空選手。昨年の覇者である兵庫県立大学の竹山 凜選手が3位となった。
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さらに今回の大会では、ブリヂストンの副賞として、FORMULA GYMKHANAクラスの最速ドライバーである兵庫県立大学の板澤将輝選手と女子クラスの最速ドライバーである野島愛菜選手には、2027年のS耐チャレンジ参戦権が贈られた。
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2026年も劇的な展開で幕を閉じたフォーミュラジムカーナ。今後の展開にもさらに期待したい。