イマドキの農業機械が超カッケー! トラクターや田植え機だけじゃないディープな世界だった!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■農業機械はトラクターや田植え機などが有名だ

■農業機械は種類が多くて奥が深い

■農業機械の最新事情や変わり種を紹介する

農業機械は種類が豊富で奥が深い

 土木・建設工事の現場の近くをとおれば、迫力のある建設機械に出会うことがある。多くは自走型であり、ナンバープレートを付けて公道を走っている車両を見かけることも珍しくない。自身が運転をしたり操作をしたりすることはあまりないために、つい見入ってしまったという経験をもつ人も多いのではないだろうか。

 建設機械に比べれば小さくて地味で、一般の人はあまり見ることのない車両が農村部では多数活躍している。それが、農業機械だ。なかにはトラクターや田植え機のように、比較的メジャーなものもある。しかし、農業機械はたいへん種類が多く、奥が深いといわれているのだ。

 農業機械で種類が多いのは、運搬用の車両であろう。大別して、クローラータイプとホイールタイプがある。前者は悪路走破性に優れているから、畑や斜面などで使用されている。後者は走行性能に優れているので、比較的平坦で路面整備がされている場所に、活躍の場があるようだ。荷台は平ボディやダンプ、昇降式など、収穫物に合わせてさまざまな選択肢がある。

 作付け前の田畑や荒れ地などの除草用に、草刈り機もよく使用されている。一般に多く見かけるのは手押しタイプだが、作業者が乗車するバギータイプが増えてきた。刈刃をボディ下に装備しており、高性能タイプであれば150mm程度の高さの雑草まで、きれいに刈り取ることができるのだ。

 また、土手のように斜めになった場所での横転事故を防ぐため、5秒を超えて車両が30°以上の傾斜状態になった場合には、自動的にエンジンが停止するといった安全装置を備えるものもある。


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