水素・EV・創造力の三本柱で描く「未来のモビリティ」は必見! ヒョンデがジャパンモビリティショー2025に初出展

この記事をまとめると

■ヒョンデがジャパンモビリティショー2025に初出展する

■水素・EV・想像力の3テーマで技術とデザインの未来像を披露する

■新型NEXOやコンセプトカーINSTEROIDなど多彩な展示が見どころとなる

期待の韓国ブランドがJMS初出展

 時代の先端をゆくZEV車両を次々と投入し、日本市場でも確実にプレゼンスを高めつつある韓国ヒョンデ。そんなヒョンデが、2025年10月30日(木)から11月9日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」に初出展する。

 ヒョンデは、今回のブースで未来モビリティへの挑戦を「水素技術」「EV」「想像力」の3つのテーマで表現する。

 まず、「Daring Moves for Hydrogen」では、1998年以来約27年間続く水素技術開発の歩みを紹介する。ヒョンデは金融危機などの困難を乗り越え、2013年に世界初の水素電気自動車量産化を実現。専用モデル「NEXO」などで技術を進化させてきた。

 会場では、水素事業ブランド「HTWO」による4つのバリューチェーン(製造/輸送/貯蔵/利用)を軸に、水素社会のビジョンを提示。さらに、目玉として、今年4月のソウルモビリティショーで世界初公開された新型「The all-new NEXO」を日本初披露する。

 ふたつめのテーマ「Daring Moves for EV」では、市販モデルを中心に自由で持続可能なEVライフを提案する。都市型スモールEVの「インスター」からフラッグシップEVの「IONIQ 5」、高性能モデル「IONIQ 5 N」まで、幅広いEVラインアップをもつヒョンデ。今回展示される車両は、クロスオーバータイプのBEV「IONIQ 5」と、スモールEVのインスターをベースにアウトドアのエッセンスを注入した「インスタークロス」となる。

 最後に「Daring Moves for Imagination」では、ブランド哲学「Progress for Humanity」を軸に、創造性と革新性を重視したデザインとビジョンを紹介。このテーマでの見どころは、なんといってもコンセプトカー「INSTEROID」の展示だろう。

 スモールEVのインスターをベースに、「ドリームカー」をコンセプトとして大幅に再構築。ゲームにインスパイアされたというこのINSTEROIDは、超ワイドなボディキット、大型ウイングなどでレーシーかつ近未来的に仕立てられたルックスがまず見もの。組み込まれた多彩なギミックもまさにワクワクさせられるもので、確実に一見の価値ありだ。

 そのほか、屋外では先進安全自動車(ASV)の試乗体験や電動バス展示を実施し、来場者向けのスタンプラリーやSNSキャンペーンも展開する。特別イベントとして、WRC2024チャンピオンのティエリー・ヌービル選手とマーティン・ヴィーデガ選手によるサイン会も開催(一部日程)。ヒョンデEVの紹介を行う「ミニショーケース」も実施される。

 さらに、屋外プログラム「Mobility Culture Program」では、IONIQシリーズや中型電気バス「ELEC CITY TOWN」の試乗・展示も行うなど、盛りだくさんの内容となっている。

 水素・電動・創造性という3本柱で未来のモビリティの可能性を提示し、持続可能な社会への道を描いていく姿勢を明確に示すヒョンデブース。来場の際は必見だ。


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