この記事をまとめると
■ふ頭のなかに港湾特化型の短期大学校「港湾カレッジ」がある
■クレーンやフォークリフトなどの実践重視のカリキュラムで学ぶことができる
■港湾カレッジは正社員就職率100%という驚きの実績を誇る
港湾カレッジってなんだ?
あるイベントでのこと、1冊のパンフレットを手に入れた。タイトルを見ると「港湾カレッジ」と書かれている。どうやら学校案内らしくページをめくると、移動式クレーン運転士免許、大型特殊自動車免許、ガントリーマンコース、荷役機械コースなどと書かれており、港湾や物流に関する学校なのだとすぐにわかる。それにしても港で働く人のための学校があるなんて想像もできなかたので、さっそくリサーチを開始したのでリポートしよう。
港湾カレッジのパンフレット画像はこちら
港湾カレッジだが、職業能力開発短期大学校のひとつという位置づけで、港湾カレッジというのは愛称のようなものだ。正式名は「港湾職業能力開発短期大学横浜校」となる。
まずは港湾カレッジを知るべく現地に向かうことにした。同校は横浜市にある本牧ふ頭D突堤のなかほどに位置し、校舎の奥には積み上げられたコンテナが見える。まさに港のなかの学校なのだ。
ふ頭にある港湾カレッジ画像はこちら
さらに敷地の奥には巨大な港湾職業能力開発短期大学横浜校と書かれた建物も見ることができる。改めてパンフレットを見てみると、学科は港湾流通科、物流情報科、港湾ロジスティクス科の3つがあり、さらに港湾流通科には国際物流コース、フォアマンコース、ガントリーマンコース、荷役機械コースの4つがある。また、物流情報化はロジスティクスコース、ガントリーマンコース、荷役機械コースだ。どのコースも実務に加えて技術や情報を学ぶことができる。もちろんフォークリフトなどの荷役機械の操作も含まれている。
さらにパンフレットを読み込んでいくと、掲載された写真には港湾エリアならではのガントリークレーンの画像とともに「ガントリークレーンのオペレーターになることを目指す」と書かれているページもあり、こういう場所でも技術や知識を身に着けられることを知ることができた。
港湾カレッジのよこにあるクレーン画像はこちら
この港湾カレッジではさまざまな資格が取得できるのだが、その種類も豊富で、フォークリフト、玉かけ技能のほか、選択実習なら移動式クレーン運転実技教習、クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)揚貨装置運転士免許、大型特殊自動車運転免許、貿易実務検定(C級、B級)、通関士、ロジスティクス管理3級、ロジスティクスオペレーション3級、日商簿記3級が取得可能となっている。
このように、港湾で働くことを目指す人に向けての授業が充実している港湾カレッジだが、卒業までにかかる期間は2年間。令和5年度卒業生の正社員就職率はなんと100%を達成という実績もある。
港湾カレッジの校舎画像はこちら
余談になるが、港湾カレッジの建っているロケーションと外観の作りからロケ地として登場することもあり、その際にはおもに警察署として使われたとのことだ。あらためて外観を見てみると、なるほど警察署っぽい雰囲気を持っていることがわかる。
ふ頭内という場所柄、アクセスは最寄駅からバスかクルマになるが、同校の近くにはコンテナトレーラーを立てかけて保管する場所などもあり、港を思う存分感じられる場所になっている。
港湾カレッジのバス停画像はこちら
個別見学や相談も受け付けているので興味がある人は公式サイトを覗いて見てはいかがだろうか。
●港湾職業能力開発短期大学校横浜校
https://www3.jeed.go.jp/kanagawa/college/index.html