この記事をまとめると
■最近のクルマでは左右のテールレンズが繋がった一文字テールが人気だ
■かつて販売されていたクルマにも多くの採用例があった
■人気だったのか継続して採用されるケースも多かった
一文字テールが流行ったのは今に始まった話ではない
近年のクルマでは灯火類のLED化によってデザインの自由度が高まり、さまざまな形状のヘッドライトやテールランプのデザインが生まれている。なかでも流行といっても過言ではないのが、左右のテールランプを繋いだ一文字テールで、国内外の多くの車種が採用する形状となっているのだ。
ホンダ・シビックのリヤ画像はこちら
ただこの一文字テール、今でこそ極細のものが主流だが、過去にも太さや点灯方法こそ異なるものの採用例は少なくないのである。
トヨタ・チェイサー/クレスタ(80系)
ハイソカーブームをけん引したマークII3兄弟はメカニズムこそ共通ながら、販売チャンネル毎に異なるデザインが与えられていたことは知られている。
トヨタ・マークII(GX81型)画像はこちら
そのなかでもとくに高い人気を誇った80系は、マークIIのみテールランプの間にナンバーが収まるデザインで、チェイサーとクレスタはテールライトの間にガーニッシュが与えられ、ナンバーはバンパー部に備わるデザインとなっていた。
このデザインが好評だったのか、次期モデルの90系は3兄弟すべてが一文字テールとなっているのも面白いところだ。
トヨタ・チェイサー(JZX90)画像はこちら
日産 180SX
S13系シルビアの兄弟車として高い人気を誇る180SXは、シルビアがS14系となったあとでも継続販売されていたことで長いモデルライフをもつ車種だ。
日産 180SX画像はこちら
そんな180SXは、中期型まで左右テールライトを繋ぐ中央部分にテールライトと同じカラーのガーニッシュが与えられており、左右のテールライトが繋がる意匠となっていた。
日産 180SX画像はこちら
ただ、後期型の時代ではやや古臭さを感じるようになったのか、中央のガーニッシュはカラードとなり、テールライトの形状もスカイラインを彷彿とさせる丸型4灯となり、リヤの印象が大きく変わっている。
ホンダ CR-X(初代&2代目)
シビックをベースとしながらも、より短いホイールベースとリヤのオーバーハングを切り落としたデザインで人気を集めたCR-X。初代も左右のテールを繋ぐガーニッシュが備わって一文字テール風のデザインとなっていた。
ホンダ CR-X(初代)画像はこちら
そして1987年に登場した2代目モデルでは、初代と共通するデザインとしながらも、ガーニッシュをテールライトと近しいレッドカラーになったことで、より一文字テール感が増すとともに、コンパクトなボディながらワイド感を演出するものとなっていたのだった。
ホンダ CR-X(2代目)画像はこちら
トヨタ・カリーナED
4ドアハードトップブームの立役者であるカリーナEDは、1985年に登場した初代モデルから1998年に終売した3代目モデルまで、一貫して一文字テールを採用していた。
トヨタ・カリーナED(初代)画像はこちら
またフロントマスクも3代目モデルは別体のグリルとなるものの、2代目モデルまではテールと同じくグリルを含めた一文字スタイルとなっており、もともとワイド&ローな同車のスタイルをより強調する要素となっていたことは間違いないだろう。
トヨタ・カリーナEDのテール(初代)画像はこちら