環境性能割うんぬんもなんのその! 軽はホンダN-BOXで登録車はトヨタと12月の新車販売は強者が際立つ結果に (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2025年12月単月締めの車名(通称名)別新車販売ランキングが発表された

■軽自動車ではN-BOXが首位を守った一方で登録車ではトヨタ一強となった

■環境性能割が廃止されることにより新車価格値上げの可能性がある

なんだかんだいわれながらもまだまだ強いN-BOX

 登録車は自販連(日本自動車販売協会連合会)から、軽自動車は全軽自協(全国軽自動車協会連合会)から、それぞれ2025年12月単月締めでの車名(通称名)別新車販売ランキングが発表された。

 自販連と全軽自協統計をもとにして登録車と軽自動車を合算させた(含軽統計)ランキングを作成すると、販売トップは、1万5570台を販売したホンダN-BOXとなった。2025年12月は仕事納めが2日早い26日(27日が土曜日、28日が日曜日だったため)となり、所管官庁の稼働日数が少なかったことも影響し、前年比でも新車販売台数は若干勢いがなかったものの、N-BOXは前年同月比104.9%と健闘したともいえる。

 ただ現行の3代目となった2023年における12月単月締め販売台数が1万9681台だったのに対し(3代目は10月正式発売、先代の末期モデルセールが販売台数に大きく貢献)、2024年12月が1万4849台で、2025年12月も前述の通り1万5570台となったところを見ると、3代目の元気のなさが目立っているともいえる状況が続いている。

 N-BOXのライバルといえばスズキ・スペーシアとダイハツ・タントが定番といっていいだろう。WEB上でそれぞれカスタム系ではなく標準タイプで試算を行うと、スペーシアとタントは環境性能割が非課税であったが、N-BOXは1万4400円課税されていた。環境性能割は2026年4月以降廃止となるが、問題は2026年3月までは事業年度末決算セール期間中となっていること。税金となると「ウチはそのぶん値引きを……」とは面と向かってお客にはいうことはできない。N-BOXが気に入っているお客でも、納車を4月以降にしてほしいという声が今後は出てくるかもしれない。

 タントではカスタム系だと環境性能割が課税されるが、スペーシアではカスタム系でもターボを除けば非課税扱いとなっていた。経済合理性を追求する傾向の高い人も多いとされる軽自動車ユーザーなので、このあたり数万円レベルの差となるが、意外に販売台数に影響を与えるかもしれない。

 ライバルでは非課税車種があり、さらに4月以降環境性能割が廃止となる状況下で買い控えも想定せざるをえないなか、2025事業年度締めでの年間新車販売台数でもトップの地位を確実にするため、ホンダがどのような販売促進活動を展開してくるか注目したいところである。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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