この記事をまとめると
■アートトラックは規制やコスト面から減少傾向にある
■アートトラックに似合うメジャーリーガーを調べる調査が行われた
■大谷翔平が圧倒的1位となったほかワイルドさや迫力が評価軸となる傾向が浮かび上がった
トラックの荷台がアートの舞台となる可能性はまだまだある
近年、見かけることが少なくなったアートトラック。かつては、電飾やいかついバンパー・ミラーなどを飾り立てて、街なかを疾走していたものである。アートトラックの装飾にかかる費用は、トラック本体の価格を上まわるものも少なくなく、トラックドライバーをやりながら趣味を続けていくのは簡単なことではない。
しかも、出荷元や着荷先のなかでアートトラックの出入りを禁止するところが増えた。残念ながら、昭和時代の派手なトラックが生き残るのは難しい状況になってきているといえよう。とはいえ、いまでも一定数のコアなマニアは健在であり、アートトラックを応援するファンも少なくない。以前のような派手な装飾は少なくなっても、箱バンの荷室外壁にアートを施しているトラックは、たくさん走っているのである。
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こういった背景のなか、インターネットリサーチを手がけるNEXERと、中古トラックを販売するアートフレンドAUTOでは、インターネットを利用して「アートトラックにデザインされていたら似合いそうなメジャーリーガーに関する調査」を実施した。対象は全国の男女で、2025年10月3~18日にかけて実施。有効回答は1000サンプルである。
「アートトラックにデザインされていたら似合いそう」という現役の日本人メジャーリーガーを問うたものだが、1位は誰もが予想したであろう大谷翔平選手であった。得票数は503票で、まさに圧倒的な人気である。本人の活躍もさることながら、性格や行動に対する印象のよさもあって、ここまで支持を集めたのであろう。
2位は246票を集めたダルビッシュ有選手。長年メジャーリーグで活躍して実績を残していることから、高い得票につながったと考えられる。「顔立ちがクールでカッコいい」という意見も多く、アートとして映えると考えられたようだ。とくに「顎髭のワイルド感」が、アートトラックの世界観に通じるということらしい。
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3位の鈴木誠也選手と5位の今永昇太選手は、「ワイルドさ」が高評価のポイントだ。鈴木選手は広島時代のファンも多く、彼をデザインしたアートトラックが県内で走るのを期待しているファンもいるようだ。7位の吉田正尚選手・8位千賀滉大選手・10位菅野智之選手も、それぞれがもつ「いかつさ」がアートトラックにふさわしいと評価された。
反面、同率3位の前田健太選手や6位の山本由伸選手・同率8位の佐々木朗希選手は、かわいさ・やさしさ・イケメンが理由。想像だが、女性票が多かったのではないだろうか。一方、同率10位の松井裕樹選手は体のボリューム感が「トラック野郎」に通じるとの意見であった。
野球選手には肖像権・パブリシティ権などがあるので、似合うからといって断りもなくトラックに描くのは難しい部分もある。なかなか実現するのは難しいかもしれないが、活躍するメジャーリーガーがアートになって走っていれば、街ゆく人も楽しめるに違いない。トラックの荷台は、未開拓のアートキャンバスだ。ぜひ、「夢」のあるアートの展開を実現してもらいたいものである。