この記事をまとめると
■TGR GR86/BRZ Cupの第6戦が鈴鹿サーキットで開催
■練習や予選では新調したマシンでの初走行なほかコース改修などもあり調整を要した
■決勝は他車のクラッシュなどもあり思うように順位が上がらないレースとなった
激戦はいよいよ終盤戦に
2026年シーズンのTGR GR86/BRZ Cupは全7戦でシリーズランキングを競っています。今回は第6戦の鈴鹿大会となり、シーズン終盤ですが、ランキングを上げていくためには、優勝もしくは上位でレースをしたいところです。
スバルBRZを駆るチームタクティでは、東京スバルレーシングの井口卓人が18ポイント、千葉スバルレーシングの久保凜太郎が12ポイント、栃木スバルレーシングの奥本隼士が2ポイントとなっています(第5戦富士大会終了時点)。
チームタクティの3人は第2戦SUGO大会のとき、ニュルブルクリンク24時間レースと開催日が重なっていたためにワンメイクレースを欠場しています。そのため1戦少ない状態になっており、ポイント数を稼げないシーズンを送っていますが、仕方ないところでもあります。
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久保選手は今シーズン最初から、井口選手は第3戦から新しいクルマに入れ替えています。そのため、サーキットによっては新しいクルマになって初めて走るコースもあるため、慣熟させるためには時間が必要かもしれません。奥本選手は2025年に新しいクルマにしましたが、今シーズン途中でさらに新しいクルマに入れ替えたため、こちらも慣熟が必要になってきます。
鈴鹿サーキットは、シーズンオフにコースの路面改修をおこなっている箇所もあるため、路面に合わせた走りも必要になってきます。
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チームは水曜日にサーキット入りし、ディーラーメカニックの研修をおこないます。ディーラーでお客さまの車両のメンテナンスをおこなう際は、リフトに乗せて作業することがほとんどですが、サーキットでは車両の下に潜り込んで作業することがほとんどです。
また、走行時間が決まっているため、その時間に合わせたメンテナンスをおこなう必要があり、ドライバーの細かい要望に合わせてセットアップを変更していく必要があります。この経験がディーラーに戻ったあとに役立つとメカニックが言うほど、大事な研修をおこないます。
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木曜日に練習走行を3本、金曜日に専有走行を1本おこない、マシンのセットアップを進めていきます。金曜日の専有走行では奥本選手が5位、井口選手が12位、久保選手が25位という結果になりました。
土曜日の予選は、前日の専有走行とほぼ同じお昼におこなわれました。専有走行のデータを活かし、当日の気温と路面温度に合わせてタイヤの内圧を調整していけば上位も目指せそうです。
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予選開始時間とともに奥本選手がコースイン。誰も前を走っていない状態でタイヤを温め、自分のタイミングでアタックをおこないます。しかし、最初に走るということは、ライバルのターゲットタイムにされてしまうことになります。また、近年のワンメイクでは予選終了時間ギリギリにコースインする方がタイムが上がりやすいという傾向があるため、多くのドライバーが最後までアタックに入らないこともしばしばあります。
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奥本選手はそれでも最初にアタックを開始しますが、走路外走行の判定を示されたことで、予選時間後半にもう1度アタックをおこないました。ワンメイクで使用されるタイヤは、コースインで暖め、予選アタックの1周で最大のグリップ力を発揮するほど先鋭化されているため、2アタック目はタイムの伸びが難しくなりがちです。結果的に奥本選手は26位となってしまいます。
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井口選手と久保選手は、予選時間の後半にコースインしてアタックします。井口選手は単独でのアタックとなり16位。久保選手は集団のなかでのアタックとなりましたが、12位という結果になりました。