「まさかそんな値段で……」新車が高いいま狙いたい値段以上に高く見えるクルマ5選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■新車価格が高騰するなか実際の価格以上に立派に見えるクルマが注目される

■国産SUVやミニバンには車格感と価格のバランスに優れたモデルがある

■輸入車の認定中古車も選択肢となり手ごろな価格で高級感を味わえる

いまこそ選びたいモデルたち

「昔はよかった」なんて話せば老害と一笑されるかも知れないが、それはクルマの新車価格にもいえることだ。昨今新車価格が急騰し、一般的な買い方では新車を諦めざるを得ない人もいるのではないか。そんな時代のクルマ購入のひとつの裏技が「高見えするクルマ、つまり価格はそれほどでもないのに、立派に、高く見えるクルマを選ぶことだったりする。たとえばこれまで乗っていたクルマの”車格感”を落とさずに、リーズナブルに新車・中古車を手に入れる方法である。

「昔はよかった」はウソじゃない。高見えするクルマの代表格でもあったマツダCX-8は、マツダSUVのフラッグシップモデルであり、ボディサイズは全長4925×全幅1845×全高1730mmの堂々としたもので、ミニバンからの買い替えにも対応する3列シートモデルでもあった。驚くべきは当時の新車価格で、25S 2WDモデルは299.4万円。300万円以下でマツダのフラッグシップSUVを手に入れることができたのだ。ちなみに現行型のCX-8の後継車となるCX-80はXD Drive Edition 2WDの478.17万円からとなっている。

 もはや「昔はよかった」といっても仕方がないので、いま買える高見えするクルマを新車・現行型中古輸入車で探してみると、やはり全体的な車両価格の値上げによって数は少ないものの、それでもあるにはある。

 まずはかつての高見えするクルマの代表格であったCX-8を送り出した、マツダの最新型CX-5だ。その価格はS e-SKYACTIV G 2.5の330万円から。ライバルのトヨタRAV4が450万円~、日産エクストレイルの409.2万円~、スバル・フォレスターの385万円~と比べるとやはり安く、車格的にも400万円級以上に見える高見えカーの1台だろう。

 同じマツダのCX-80にしても、CX-8と比べればそりゃあ価格高騰しているものの、478.17万円からという価格は、PHEVを除けば車格に対してリーズナブルといえるかもしれない。PHEVを除く……といったのは、CX-80のPHEVモデルはいきなり700万円越えになるからだ。

 いまやVIPカーの定番ともなったLクラスミニバンのトヨタ・アルファードも高見えするクルマの代表格。しかし、新グレードのXが加わり、メインのHVではなくガソリン車ではあるものの、価格は559.9万円だ。一般的にアルファードはZグレードがメインで約640万~660万円。VIPカーとして使われるケースも多いExecutive LoungeのHVなら約865万円からで、800万円級の高級ミニバンとして世間は捉えているから、約560万円で買えるXグレードの上級グレードに対する内容はともかく、VIP御用達的なミニバンかつ高見えするクルマといっていいだろう。

 同じくトヨタのミニバンとなるヴォクシーも、(個人的にはニュートラルブラックのボディカラー限定で)高見えするミニバンだと思っている。価格はS-G 2WDで375.1万円だが、全身ニュートラルブラックのボディの迫力はかなりのもの。ヴェルファイアに匹敵……はいい過ぎだが、迫力と車格感をブラックボディがドーンと高めてくれるのだ。


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青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2026-2027日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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