【日本初公開】乗れて積めるスーパーワゴン! 激速の4人乗りフェラーリ「GTC4 Lusso」登場

4WDプラス4WSで雨も雪も攻略

 2016年はフェラーリが日本に拠点を構えて50周年という節目の年。その記念すべき年の5月10日、フェラーリの最新モデル「Ferrari GTC4 Lusso」が日本初公開された。これは極東エリアでの初公開でもある。このモデルは4WDの4シーター(4人乗り)。フェラーリ初の4WDモデルであったフェラーリFFの後継車だ。

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 発表会場はイタリアの宮殿(パラッツォ)をイメージした作り。建築家の寶神尚史氏とのコラボレーションによって仕上げられたものだ。アンベールは女性ダンサーが舞う幻想的な雰囲気のなか行われた。

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GTC4 Lussoの車名は、フェラーリの創設者、エンツォ・フェラーリが愛したという1966年誕生の名車「フェラーリ330GTC」、1962年から製造された「フェラーリ250GT ベルリネッタ ルッソ」などに由来する。数字の4は4シーターモデルであることを示すという。

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ボンネット内に搭載されるエンジンは6リッターの12気筒! じつに689psを発生し、トルクは697N・mと強烈そのもの。ちなみにこの最大トルクの80%を1750回転で発生し、これを4WDで路面に伝えるから加速は想像を絶するものとなるだろう。

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また、リヤも操舵する4輪操舵システムと、横滑りなどの車両姿勢を制御する第4世代スリップ・サイド・コントロール・システムを統合制御。フェラーリが特許をもつ4WDシステム、4RMを進化させた4RM Evoとも組み合わされて、雪道やウエット路面でもこの強大なトルクを操れるのだという。

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ボディはワゴンタイプのシューティングブレーク。といってもそこはフェラーリ、美しいスポーティさは存分に感じられるスタイリングだ。

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室内は上品かつレーシー。この一見相反すると思われる要素を、ここまで高い次元で両立できるのはフェラーリだけの技だろう。10.25インチのタッチスクリーン式ナビゲーションモニターなど、最新のシステムも装備された。

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4人が乗れ、それでいてラゲッジスペースは450リットルもの容量を確保する。世界最高峰の「実用車」であることは間違いない。

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石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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読書(ミステリーが主)、TVでのサッカー観戦(バルサ/PSG/アルゼンチン代表/UCL全般)、映画鑑賞
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リオネル・メッシ、アラン・プロスト、綾辻行人、有栖川有栖、田中 瞳

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