【行楽シーズンに悩まない】バスの酔いにくい席はココ! (2/2ページ)

酔いにくい場所は車体中央よりやや前よりの席

 ピッチングの中心、ピッチングセンターは、前輪と後輪のほぼ中間点と思って間違いない。

 ロールの中心、ロールセンターは、車体の重心よりも低いところに位置し、そのロールセンターにできるだけ近い方が、ロールモーメントが少なくなって揺れにくい。

 バスでいえばホイールハウスの上や、最後部の座席など周囲より高い位置にある席はNGということ。

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 ヨーイングの中心は、車体のZ軸、これもおよそ前輪と後輪の中間点付近という解釈でいいだろう。

 したがって、バスで一番クルマ酔いになりにくい席は、車体中央の通路側、それも厳密に言えば、ロールセンターは後輪から前輪に向かって前下がりで通っているので、中央よりやや前側の席ということになる。

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 そのうえで、あらかじめ睡眠時間をたっぷりとっておき、進行方向に向かっていい姿勢で座り、比較的ゆるめの服装を着て、空腹・満腹を避けて乗ることが重要。

 間違っても本やスマホの画面を見るのはNG。目から入る刺激を減らした方が好ましいので、車内でもサングラスをかけるというのもひとつの手。音楽はリラックスできる曲なら効果的。

 あとは手首の内側を上にして、手首が一番折れる線から指3本分(人差し指、中指、薬指)肘寄りの真ん中にある、「内関(ないかん)」のツボや、掌のちょうど真ん中のツボ「手心」を揉むのも乗り物酔い防止に効くとされている。WEB CARTOP

 とくに「内関」は、研ぐ前の乾いたお米を一粒、絆創膏で「内関」の位置に貼っておくだけでもOK。せっかくの帰省、行楽、少しでも快適なドライブ旅をお楽しみください。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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