【コレでおさらば】夏の車内暑さ対策はコレだ! (1/2ページ)

外から水をかけるだけでも有効

 炎天下に駐車しておくと、最高で60度近くにも達するというクルマの車内……。この高温地獄を少しでも涼しくするのには、どういう手だてが有効なのか。WEB CARTOP

・IRカットフィルム

 まずおすすめできるのはIRカットフィルム。IRとは、太陽光線の中でも熱エネルギーの高い近赤外線のことで、そのIRをカットして車内温度の上昇を抑える断熱フィルムが登場している。

 IRカットフィルムには、近赤外線吸収剤をコーティングしたタイプと、フィルムに金属を使用して、太陽光を反射させるタイプの2種類がある。

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 このうち、コーティングタイプは可視光線透過率が高いので、フロント3面にも利用できるというのが大きな長所。

 フロントガラスとフロント左右窓の可視光線透過率は、70%以上ないと保安基準をクリアしないが、このタイプならOK。WEB CARTOP

 UVカットフィルム(ガラス)もジリジリした焼けるような暑さのカットにはもちろん有効だが、車内温度の上昇を防ぐという意味では、このIRカットフィルムがさらに有効。

 IRカットフィルムを貼ると、エアコンの効きが体感できるほど向上し、それに伴いエアコンの負荷も低減するので、エンジンのパワーロスも減り、燃費向上の効果もある。ただし、フィルムなので品質次第で、夜間に光が滲んで見えたりするケースも稀にあるので、購入時は施工業者とフィルム選びは慎重に。WEB CARTOP

・サンシェード

 月並みではあるが、サンシェードは非常に有効。車内でもっとも高温になるのはダッシュボードで、最高では80度にもなると言われている。このダッシュボードに熱がたまらないように、フロントガラスにサンシェードをかけ日陰を作っておくだけで、立派な車内温度上昇防止方法になる。WEB CARTOP

・水をかける

 即効性があるといえば、ルーフや前後左右のガラスに、ホースやバケツ、ペットボトルなどで、水をザーッとかけること。強制水冷の効果は大きいので、水を汲んだ2リットルぐらいのペットボトルを常時クルマに積んで置くと、いろいろ重宝する。WEB CARTOP

・濡れたタオル

 濡れたタオルで、ダッシュボードやドアの内張りの上部など、太陽熱を吸収しているインテリアを拭いて、粗熱を取ってやるのもけっこうおすすめ。WEB CARTOP


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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