【他の高速よりも2割高】圏央道の料金が高いわけとは

高速道路の普通車24.6円/kmに対して圏央道は29.52円/km

 平成28年度中に、「境古河~つくば中央」間の29kmが開通する予定になっている圏央道。

 ここがつながれば、東関東自動車道の大栄JCTから、常磐道、東北道、関越道、中央道、東名高速まで、首都圏をぐるっと半周できるルートができて、渋滞解消が期待できるのだが、実際に利用して、精算(ETCの利用金額)してみると、思ったより通行料が高いことも……。

 なぜそんなことになるかというと、圏央道のほとんどがいわゆる高速道路ではなく、一般国道の自動車専用道路=一般有料道路だから。WEB CARTOP

 高速道路の場合、普通車の普通区間は、24.6円/km(消費税抜)だが、圏央道はそれより2割も高い、29.52円/km。

 これはちょうど高速道路の大都市近郊区間と同じ料金設定だが、圏央道の場合、長距離逓減制(100kmを超える長距離利用の料率引き下げ)の対象外となっている。

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 しかも、圏央道の東エリア(茨城・千葉)は、暫定二車線=片側一車線の対面通行がほとんど。遅いクルマが一台いるだけで、「高速」では走れなくなってしまううえに、なにより危険。WEB CARTOP

 国土交通省のデータでも、「暫定2車線区間における死亡事故の発生確率(死亡事故率)は、4車線以上の区間と比べ、約1.7倍。その原因は、正面衝突が約8割を占める」とある。このように料金が高くて、暫定2車線となると、コストパフォーマンスは正直疑問。WEB CARTOP

 そもそも、たった100km走るのに、約3200円(税込)というのは、高すぎないか? 「高架を走るのだから、高価なのは当たり前」と思っているのかもしれないが、九種類もの自動車関連税を徴収し、その関連諸税は年間8兆円にもなるというのに、日本の高速道路は高すぎる。

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 例えば、毎年5月末までに納入する自動車税を、すべての自動車ユーザーが、督促状が届くまで納付しない(決して支払わないはわけではなく、抗議の意思を伝えるために、延滞金がかからない範囲[2~3カ月]で遅らせる)とか……とにかく、日本の高速道路料金、ガソリン、税金は高すぎる!

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