【日本で正式発表】新型ホンダNSXは2370万円!(画像68点) (1/3ページ)

3モーターのハイブリッドスーパーマシン

 ついに新型ホンダNSXが日本で発表された。価格は23,700,000円。2017年2月27日から発売される。

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1990年にオールアルミモノコックで鮮烈なデビューを飾った初代NSX。3リッターV型6気筒エンジン(後に3.2リッターへと変更)をリヤミッドシップに搭載した、2シーターのピュアスポーツは多くのファンを生んだ。しかし2005年に生産終了。その後のクルマはファンに愛され続けている。

 そして2016年8月25日、ついに新型NSXが日本で正式発表となった。先代がピュアスポーツなら今度はインテリジェントスーパースポーツとでもいうべきか。最新技術を投入し、最強の走りを支えている。

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まずパワーユニット。新型NSXはハイブリッド車だ。エンジンは3.5リッターV型6気筒をツインターボで過給し、リヤミッドシップに搭載する。エンジン単体でのパフォーマンスは507馬力/6500-7500rpm、550N・m・2000-6000rpmであり、これだけでも十分な威力といえるだろう。

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さらにNSXは3つのモーターを搭載。エンジンに直結されたダイレクトドライブモーターは48馬力/3000rpm、148N・m/500-2000rpmを発生する。低回転から高いトルクを発揮するモーターの特性により、エンジンのターボラグを補ってリニアな加速を実現する。

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残る2つのモーターはそれぞれ前輪を1輪ずつ駆動。そう、NSXは4WDなのだ。コーナリング時にフロント左右輪にトルク差を与えることで自在に曲がることができる。これは駆動のみでなく、減速時にもマイナストルクを左右独立でコントロールするため、アクセルオフしながらの旋回でも優れた回頭性を見せるという。

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 このフロント左右モーターは1基あたり37馬力/4000rpm、73N・m/0-2000rpmというスペックを誇る。ちなみにフロントのモーターは最高回転数が15000rpmに設定されているため、200km/hまでアシスト可能。つまりサーキットでも存分にトルクベクタリングの効果が味わえるというワケだ。

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組み合わされるトランスミッションには2ペダルの9速デュアルクラッチを採用。オートマチックトランスミッションのもつ扱いの容易さと、マニュアルトランスミッションの伝達効率を併せ持ち、かつ人間の手では実現不可能な変速スピードを誇る。

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また、エンジンはレーシングエンジンなどで採用されるオイルパンを廃したドライサンプ方式。オイルパンの分エンジンを低く搭載できるため、ウエットサンプに比べて約60mmほど低い位置に積まれている。

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石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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