【意外と知らない】「ネズミ捕り」「捨て左折」など自動車俗語5選 (2/2ページ)

③ 捨て左折

 2009年頃、テレビで某タレントが紹介したとされるフレーズで、意味は「渋滞から逃れるため、あえて行う左折のこと」。交差点で右折したいとき、その右折レーンが混んでいたら、その交差点を直進し、次の角を左折、さらに次の角とその次の角も左折して、本来右折したかった交差点を直進して通過する渋滞回避法。行為も言葉もあまり浸透していない……。

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④白タク

 営業許可を得た専用のタクシー車両ではなく、自家用車を使い、無許可でタクシー営業しているクルマのこと。正規のタクシーは、事業用自動車の証である、緑地に白文字のナンバープレートを付けているが、無許可のタクシーは、自家用車と同じ白地のナンバー。WEB CARTOP終電前後に郊外の駅に出没し、乗り合いで、料金は交渉次第。無許可なので、当然、ぼったくられることもある。海外でも無許可タクシーは少なくなく、痛い目を見た人も多いので要注意。

⑤旧車會

 1970年代から1980年代の古いバイクを暴走族風にカスタムしている個人・団体。中年が主体で、暴走族のOBが中心とされている。ベースになる古いバイクの価格が高騰し、新車当時の価格をはるかに上回る車種もある。WEB CARTOPとくに ホンダ・CBX400Fについては盗難事件が相次ぎ、車両(盗難)保険の加入を拒否されたことで有名となった。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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