過去35年最速の市販車はどれ? 筑波サーキット全開アタックTOP10

GT-Rとポルシェが驚異のタイムを記録し続ける!

 雑誌CARトップが長年に渡り実施してきた筑波テスト。市販車を筑波サーキットコース2000に持ち込み、全開走行を行うという内容だ。その意図は、クルマが持つ本当のポテンシャルを明らかにすることと、限界域の挙動を確認することだ。

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 例えば市販車であっても、急に動物が飛び出してきて、ブレーキを床まで踏みつけつつステアリングを操作する、そういったシーンに出くわす可能性はある。そのとき、クルマがスピンしないか、十分に減速度が出るのか、しっかり回頭するのか、といったことをチェックするのだ。

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 そうした確認と共に、気になるのはラップタイムである。あくまで副次的な要素であるが、スポーツモデルには重要なポイントだろう。

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 今回は35年の歴史のなかで、1000台を超えるクルマを走らせたなかから、トップ10を振り返ってみたい。

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1位 日産GT-Rブラックエディション(2012年モデル):1分00秒72

 まず栄えある1位は「日産R35GT-Rブラックエディション12年モデル」だ。もちろんドライコンディションでのアタックで、よもや1分切りというタイムを記録している。市販車最速の呼び声も高いGT-Rの実力を示した形だ。

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2位 日産GT-Rニスモ(2014年モデル):1分00秒97

 そして2位は「日産GT-Rニスモ(14年モデル)」である。1位のGT-Rが550馬力であるのに対し、こちらは600馬力。しかしタイムは0.25秒差で2番手となった。

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3位 ポルシェ911GT3 RS(991型):1分01秒11

 3位にはスポーツカーの雄「ポルシェ911GT3 RS(991型)」がランクイン。GT-Rには及ばなかったものの、2輪駆動モデルとしては圧倒的なタイムといえるだろう。

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 そしてじつは、10位までの間にR35GT-Rが6台、911が2台入っている。それは最後の表で確認していただくとして、そこに割って入ったクルマは2台だけだ。

7位 ラディカルSR4:1分01秒55

 まずは7位「ラディカルSR4」。見てのとおりレーシングカーのようなフォルムだがナンバー付きで公道を走行可能。じつはエア圧を利用したセミATが不調で、完全な全開走行ができなかったのだ。手応え的には1分切りも届きそうな走りだった。

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10位 アウディR8クーペ V10+5.2FSIクワトロ:1分02秒32

 そして10位が「アウディR8クーペ V10+5.2FSIクワトロ」。ミッドシップにエンジンをレイアウトする4WDモデルのスーパースポーツだ。アタック時、ABSにトラブルが出たことを考えるともう少しタイムが伸びた可能性もある。

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 ちなみに、このランキングだが、2007年にR35GT-Rが登場するまで、10年以上に渡ってR33GT-Rがトップに君臨していた。現在は17位まで落ちてしまったが、1分3秒58は偉大な記録といえるだろう。

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 ついでというわけではないが、最下位はスズキの軽トラック「キャリイKC」だ。ウエット路面だったが1分42秒51となっている。

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 【詳しくはこちら】

 そんな筑波35年の歴史、1000台以上の全記録が詰まった「全開記録1000」が発売された。市販車はもちろん、マラソンのタイムやセグウェイ、自転車などの走行も収録されているので、ぜひチェックしてほしい!

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