【カングー長期リポート③】高速と市街地の実用燃費をテストした! (3/3ページ)

市街地では「ECOモード」オンオフで運転感覚の違いがハッキリと出る

 続いて市街地だ。東京都内の信号の多い、ストップ&ゴーの続くエリアを15kmずつ走行する。この走行ではECOモードによるドライブフィールの変化がハッキリわかる。ECOモードオフではエンジントルクがしっかり出て軽快に加速する。対してオンのときは、同様に加速しようとすると、アクセルを多めに踏む必要がある。


じつはこの差、ECOモードオンでずっと走っていると、それはそれで不足を感じないのだが、オフに切り替えると、より自在に加速を操れることがわかる、といった具合だ。

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燃費はオンが11.7km/L、オフが11.2km/Lという結果。テストしたコースは、ほとんどの区間が60km/hの制限速度となる道路だ。そこで平均速度が約30km/hだったので、かなり信号が多い、燃費には厳しい走行であることがわかるだろう。

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もし、こうした信号の多い市街地メインの走行であれば、同じエンジンを積むカングー ゼン 6MTかカングー アクティフ 6MTがいいだろう。アイドリングストップ機構である「ストップ&スタート機能」が装備されているので、確実に燃費が上がると思われる。もしEDCにこれが装備されれば最高……なのでぜひ、実現してほしい!

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さて、カングー ゼン EDCのJC08モード燃費は14.7km/Lで、高速走行ではいずれのモードでもこれを上まわった。もちろん多少なりとも燃費に気を遣った走行をすれば、さらに燃費が上がることは間違いない。市街地のECOモードオフ時の11.2km/LでもJC08モード達成率は約76.2%。これは十分な数字だろう。

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ちなみにタンク容量は56リットルなので、満タンで市街地でも600km以上、高速でECOモードオンなら840km以上走行できることになる。給油回数の少なさはストレスも少ないので、この点でも長距離移動を快適にしてくれるのだ。

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ECOモードに関しては、大幅に燃費を左右するわけではないので、好みで使い分ければいいだろう。ただしエアコンの制御の変化させるため、夏場がどうか、このあたりは時期がきたら検証したいと思う。

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石田貴臣 ISHIDA TAKAOMI

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読書(ミステリーが主)、TVでのサッカー観戦(バルサ/PSG/アルゼンチン代表/UCL全般)、映画鑑賞
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