公道でも役に立つ! ドライビングスクール「Yui Racing School」を体験 (1/4ページ)

ルノー公認のドライビングレッスンに潜入

 陽射しがだんだんと暖かさを増し、そろそろモータースポーツも開幕するころ。周囲にチラホラ出現するのが、なんだか無性に走りたくてウズウズしてくる人たちだ。冬の間の運動不足解消とか、運転スキルを磨きたいとか、今シーズンこそレースデビューするゾ、とか目的はいろいろ。そんな人たちにまずトライしてみて欲しいのが、運転のプロからじっくりと技術や理論を学ぶことができる、ドライビングレッスンを受講することだ。  

 かくいう私もレース参戦歴は20年近くになるものの、昨年は一度もサーキットを走る機会がなく、どこかでしっかりリハビリをしたいなぁと思っていたところ。初心にかえって、スポーツドライビングの基礎から特訓できる機会を探していた。  

 そんなとき、ルノー公認のドライビングレッスンを開催している「Yui Racing School」があると聞き、今回はメガーヌR.S.を借りて体験取材をさせてもらうことに。早朝の富士スピードウェイへ向かうと、すでに20人あまりの参加者が愛車を停めて準備をしていた。

「Yui Racing School」は、アメリカで長くモータースポーツに関わり、歴史ある名門レーシングスクール、「ジムラッセルレーシングスクール」でインストラクターを務めていたトム・ヨシダさんが、1999年12月に開校しチーフインストラクターを務めている。

 ジムラッセルと言えば、アイルトン・セナをはじめ世界トップクラスのレーシングドライバーを数多く育成したことで有名だ。私の先輩たちも、一度はジムラッセルで学びたいと憧れ、念願叶って受講したらコテンパンにしごかれた、と自慢げに話していた。やっぱり、モータースポーツ先進国のレーシングスクールは一味も二味もちがうらしい。  

 そうした豊富な経験をもつトム・ヨシダさんは、日本ではモータースポーツの敷居が高く、興味がない人や初心者を引き込み、段階的にモータースポーツを楽しむところに至るまでの橋渡しがうまくできていないと指摘。必ずしもレースに出ることが目的ではなく、クルマで楽しむことが目的で、クルマを安全に速く操ることを学ぶ過程に面白さがあり、結果としてレースに出てみたいと思うようになるのが本来の形だという。