【前が見えない!】フロントウインドウの油膜をカンタンに取り除く方法とは (1/2ページ)

ウーロン茶は油を分解し効果が得られる

 雨の日に、ワイパーを動かしても、前方がギラギラし、対向車のライトが乱反射して視界が悪くて困ったことがないだろうか。これらはフロントガラスに付着した油膜が原因。

 この油膜の正体は、ボディのワックスが溶け出して流れてきたものや、道路や雨、大気中の油分=シリコンで、水拭きしただけではなかなか取れない厄介なもの。この油膜を落とすにはどうしたらいいか。一番簡単なのは、ウォッシャー液を濃い目に入れておいて、ウィンドウォッシャーのスイッチを入れること。

 ウォッシャー液の主成分は、メタノール、陰イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、防錆剤で、このメタノール=アルコールが、油分を除去してくれる。油膜取り効果を強調しているウォッシャー液もあるので、これらを利用するのもひとつの手だ(成分はあまり変わらないが……)

 これで落ちなければ、昔ながらのクリンビューなどの油膜取りスプレーを吹きかけて、ワイパーを動かせば、だいぶクリーンになる。出先などで、ケミカル用品がないときは、ウエスにウーロン茶を染み込ませてガラスを擦ると、ウーロン茶が油を分解し、軽い油膜ならきれいに落とせる。

 カー用品店で、ウーロン茶入りのウエットティッシュのような油膜取りシートを売っていることからもわかるとおり、効果は意外に侮れない。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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