マツダ・デミオを一部改良し「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を全車標準装備

マツダは先進予防安全技術を2017年中に全車装備!

マツダは4月20日、Bセグメントのコンパクト5ドアハッチバックカー「デミオ」の一部改良を発表。同日より販売を開始した。  

今回の目玉は、先進予防安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」の全車標準装備。マツダは3月13日の時点ですでに、日本国内で販売するデミオ、アクセラ、アテンザ、CX-3、CX-5に対し2017年度中に標準装備化することを発表している。デミオはその第1号車ということになる。  

実装される「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」技術は4種類。

1.低速走行時に前方のクルマとの衝突回避をサポートし、被害を軽減する自動ブレーキ「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時](SCBS F)」

2.徐行・停車時に前方の障害物が検知された状態での急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御[前進時]」

3.認知支援技術である、車線変更時に斜め後方の車両を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」

4.駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」  

このうち、「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時]」と、「AT誤発進抑制制御[前進時]」を標準装備することで、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進している、高齢者を含む運転者を先進安全技術で支援し交通事故防止を図る「安全運転サポート車(サポカーS・ベーシック)」に、デミオの全グレードが該当することとなった。  

なお、2016年10月14日に発表された特別仕様車「Tailored Brown(テーラード・ブラウン)」は、今回の一部改良を反映したうえで継続販売される。車両本体価格は従来より21,600円~32,400円アップの1,382,400円~2,246,400円。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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