【美人自動車評論家】吉田由美の「スーパーGT第2戦はステージでもレクサスに勢いを感じました」

メーカーブースで優勝の行方も予想できる!?

 やっぱり今年のスーパーGTは凄かった! 2日間の入場者数は過去最高の2年前をさらにしのぐ92,100人を記録(決勝日14時現在)する満員のグランドスタンド。正式な入場者数を見る前から、朝のもの凄いサーキット周辺の渋滞具合や、人込みを見てそれは感じていました。

 そして私が一昨日、うっかりブログのタイトルに書いてしまったように、レースの結果は「レクサス一色」。GT500はレクサスが表彰台を独占! No.38 ZENT CERUMO LC500」(立川祐路/石浦宏明組)はポール・トゥ・ウイン!!

 GT300も1位はNo.51「JMS P.MU LMcorsa RC F GT3」(中山雄一/坪井 翔)というふたを開けてみればまさに「レクサスまつり」。GT500は国産自動車メーカーの戦いでもありますが、現在、GT500にエントリーしているのは15台中6台。日産4台、ホンダ5台。じつはこのメーカーごとの戦いをかげで支えるイベント広場の各メーカーステージ。

 NISMOはずーっとMCの2人がマシンガントークで話しまくります。レクサスチームはステージにもお金をかけている様子が感じられますが、レーシングカーの乗り込み体験できたり、ドライバーやスター監督はもちろん来るし、華やかで集客力もすごい!

 ホンダは少し私のいた場所からは離れていたため、様子がわかりませんが、ほかの2社に比べるとおとなしい感じがしたのは気のせいでしょうか? というわけで、レース以外でも今回はレクサスの圧勝。

 そんな風に見ると、実際に戦う前にすでにチームの雰囲気ということでもレースの勝敗がわかるのかも。たとえば競馬では、出走する前の馬場で馬の毛並みや筋肉の付き具合などをみて、調子のよい馬を見極めるといいますが、まさにチームの雰囲気やスタッフ、レーシングドライバー、イベントなどでもチームの勝敗が占えるのかもしれませんね。


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