この記事をまとめると ■宮城県にて「SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!!」を開催
■スーパーオートバックス・仙台泉加茂に野尻智紀選手と塚越広大選手が訪れた
■レースアンバサダー陣も登場しSUPER GTやスポーツランドSUGOの魅力も伝えられた
超人気ドライバーの来訪にSUPER GTファンが集結 “世界最速のハコ車レース”を謳う、国内最高峰カテゴリーであるSUPER GTシリーズ。2026年シーズンも日本中のサーキットで熱い闘いが繰り広げられているが、そのなかでもファンからの注目度が高い一戦が、宮城県にあるスポーツランドSUGOでのラウンドだ。高低差に富んだテクニカルコースで、ドラマチックな展開がもたらされることが多い。
そんな第6戦SUGOが9月19日(土)〜20日(日)に控えるなか、同じく宮城県に位置するスーパーオートバックス・仙台泉加茂にて、スペシャルイベント「SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう‼」が2日間にわたって開催された。
#99 Honda HRC PRELUDE-GT 画像はこちら
本物のSUPER GTマシンが展示されるほか、豪華ドライバー・レースアンバサダーのトークショー、グッズやチケットの販売など、盛りだくさんとなったイベントをリポートする。
店舗外の特設会場では、まずSUPER GTマシンが来場者を出迎える。展示されたのは、GT500クラス参戦車両の#99 Honda HRC PRELUDE-GTと、GT300クラスの#32 ENEOS X PRIME AMG GT3の2台。しかも、なんと後車は現役でシリーズを戦っているマシンで、次戦の富士スピードウェイラウンドにも出走予定というから驚きだ。
#32 ENEOS X PRIME AMG GT3 画像はこちら
そして、HRC PRELUDE-GTには、小学生以下のお子さまと女性を対象に、乗車体験が可能というサプライズも付いてきた。本物のSUPER GTマシンに乗り込むことができるという貴重すぎる機会に、参加者のテンションが上がらないわけがない。マシンのコクピットに収まり満面の笑顔を浮かべる子どもたちの姿に、通りがかった来場者たちも頬をほころばせた。
#99 Honda HRC PRELUDE-GT 乗り込み体験 画像はこちら
目玉ともいえるトークショーでは、11日(土)にARTA MUGENの16号車を駆る野尻智紀選手が、12日(日)にはAstemo REAL RACINGの17号車を託される塚越広大選手が、それぞれ登壇。今シーズンから新体制となった両ドライバーの素顔に迫るステージとなった。
司会はSUPER GTオフィシャルステージMCを務める葵木ひなさんが担当。野尻選手を迎えると、まずはSUPER GTそのものの魅力について尋ねた。野尻選手は、日本国内でこれだけ多くの本格的なレーシングマシンが一堂に会して走るレースは他に類を見ないと語り、「GT500・GT300合わせて40台以上のマシンが繰り広げるバトルの迫力こそがSUPER GTならではの醍醐味です」と強調。
SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!! in スーパーオートバックス・仙台泉加茂 トークショー 画像はこちら
続いて、話題は9月に控えるSUGOラウンドへ。野尻選手はSUGOにまつわる思い出として、繰り上がりで優勝を果たした一戦などを振り返りつつ、「SUGOは『事故が多い』というイメージが先行しがちですが、本当に注目してほしいのは狭いコース幅のなかで2列・3列にもなって展開されるギリギリのバトルです」と魅力を解説。ドライバー自身も横並びになる瞬間は恐怖を感じるとしたうえで、その緊張感のある攻防にこそ注目してほしいと呼びかけた。
参加者からの質問コーナーでは、今季から新たにコンビを組む佐藤蓮選手との関係性についても質問が及んだ。レーシングスクール時代から縁があるというふたりだが、求めるセッティングの方向性やタイヤ選びの好みが驚くほど一致しているといい、走り方の指示もわずか数周で体現してくれると信頼を寄せた。GT500クラスに参戦して10年以上のキャリアを持つ野尻選手をもってしても、これほど噛み合ったコンビは珍しいのだという。
SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!! in スーパーオートバックス・仙台泉加茂 トークショー 画像はこちら
さらに新型マシンについても話題にのぼった。今年からホンダ陣営がシビックからプレリュードGTへとスイッチしたことについて尋ねられると、「基本的には大きくは変わりません」と意外な回答。外見は変わったものの車体構造の多くは指定パーツで統一されているため大きな違いはないが、そのなかで微妙に乗り味は変わり、プレリュードのほうがより曲がりやすい印象があると分析。まだSUGOでは本格的に走り込めていないため、その特性を見極めるのはこれからだと語った。
SUGOの名物ともいえる、最終コーナー付近で火花が散る光景についても解説。コースアウトなどでカウルが直接ダメージを受けるのを防ぐ役割をもっている、車両の底面に取り付けられたチタン製の部品が路面と接触することで発生しているという。最終コーナー付近はとくに横方向のロールが大きくなるため発生しやすく、観戦時に注目してほしいポイントのひとつとして紹介してくれた。
SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!! in スーパーオートバックス・仙台泉加茂 トークショー 画像はこちら
ちなみに、「プライベートでもオートバックスを利用するのか?」という質問に対しては、「洗車などで行ったりしましたが、欲しいものがありすぎちゃうから、あんまり行きたくないんです。店舗に行くともうあれもこれもカゴに入れて、あれ!? もうこんな金額に……みたいな(笑)」と返答し、会場の笑いを誘った。オートバックスに行ったらついつい買いすぎてしまう……という”クルマ好きあるある”は、トップドライバーといえど変わらないようだ。
最後に、直近戦の富士、そして鈴鹿を経て迎えるSUGO戦への意気込みを語り、1勝を挙げた状態でSUGOに臨めるよう全力を尽くすとし、変わらぬ応援を呼びかけた。トークショーの締めくくりには、会場全体でイベントテーマである「サーキットに行こう」の掛け声を響かせた。
トークショー終了後、野尻選手によるフォトセッション・サイン会が行われると、多くのファンによって長蛇の列が! さすがとしか言いようがない人気っぷりを見せていた。
SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!! in スーパーオートバックス・仙台泉加茂 サイン会 画像はこちら
また、フォトポイントにはRd.6 SUGOの大会メインビジュアルを使用したパネルが設置され、記念撮影を楽しむ来場者の姿も多く見られた。
SUPER GT EXPERIENCE サーキットに行こう!! in スーパーオートバックス・仙台泉加茂 フォトポイント 画像はこちら