ライトウエイトを追求! ロータスが全モデルのラインアップを一新 (1/3ページ)

「軽量」「スポーツ」「ロータスらしさ」を軸に見直した

日本で販売されるロータス車の全ラインアップが、「LESS MASS MEANS MORE LOTUS ~より軽く、よりロータスらしく~」のテーマに基づき一新。6月23日に発売される。ロータス・エリーゼ

日本においてロータス車の輸入・販売を手掛けるエルシーアイは、今回のラインアップ一新において、同社が「究極のライトウェイト・スポーツ」と位置付ける「エリーゼ」の伝統に立ち返り、全モデルのラインアップを「ライトウェイト」「スポーツ」「ロータスらしさ」を軸に見直した。

なかでも「エリーゼ」の標準仕様は、快適装備を外すことで消費税込み500万円以下という、手に届きやすい価格に設定することで、「日本のスポーツカー・エンスージアストを虜にしていく」と、並々ならぬ意気込みだ。 各車種の設定グレードと主な特徴・変更内容は下記のとおり。

【エリーゼ】

<エリーゼ(標準仕様)>

エアコン、オーディオ、フロアマットなどを省略。約15kg軽量化しつつ、500万円を下まわる496万8千円という、手に届きやすい価格に設定した。

<エリーゼスポーツ2/エリーゼスポーツ220 2>

新デザインの軽量フロントクラムシェルを採用しつつ、リア・トランサム・パネルのデザインを変更することで、迫力をアップしつつ車両全体のダウンフォースのバランスを改善した。 室内は、内部構造がむき出しのオープンゲートシフトレバーの採用によりスパルタンさが強調される一方、ドア開口部が最大10mm広がったことで乗り降りが容易になっている。

さらに、1.8リッターのスーパーチャージャーエンジンを搭載する「エリーゼスポーツ220 2」には、あらゆる速度域で官能的なサウンドを響かせる新型エキゾーストシステムが採用されている。 価格は「エリーゼスポーツ2」が550万8000円、「エリーゼスポーツ220 2」が669万6000円。

<エリーゼスプリント/エリーゼスプリント220>

CFRP製バケットシート、新型軽量鍛造アロイホイール、ポリカーボネート製リヤウインドウを標準装備。フェイズ1の「エリーゼスポーツ」「エリーゼ スポーツ220」に対し26kg軽量化した。またボディサイドには専用のストライプ、サイドとリヤには「SPRINT」エンブレムを装着する。 価格は「エリーゼスプリント」が626万4000円、「エリーゼスプリント220」が745万2000円。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

愛車
ホンダS2000(2003年式)
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