サイドエアバンプが個性的! シトロエンC3が全面刷新 (1/3ページ)

ドライブ風景をSNSに投稿できる装備を世界で初採用

2002年の初代発売以来全世界で350万台を販売し、欧州では新車販売の5台に1台を占めるという、シトロエンのベストセラーコンパクトカー「C3」がフルモデルチェンジ。7月7日より日本での販売が開始された。シトロエンC3

3代目となる新型のエクステリアは、全長3995mmのコンパクトなボディにC4カクタスの前衛的なSUVテイストを継承し、傷を防ぐ空気入り軟素材「エアバンプ」をドアの下部に装着。タイヤはセグメント最大級の直径640mmサイズを装着する一方、ルーフ高を40mm下げることで、アクティブかつスポーティなデザインへと生まれ変わった。

ボディカラーはメイン7色に加え、ルーフカラーが3色設定され、それぞれを自由に組み合わせることが可能になっている。 インテリアは「整頓された空間」と「一貫性」、「柔らかなシェイプ」をコンセプトに、水平基調のダッシュボードが与えられ、そのなかに楕円形のアクセントがダッシュボード正面とエアコン吹き出し口が加わることで、シンプルかつモダンなテイストの中で幅の広さが強調されている。

実際に室内幅は先代より20mm拡大され1379mmとなった。 シートはシトロエン伝統のソフトかつコシのある掛け心地で、振動吸収性に優れたものを装着しながら、後席はクラストップレベルのレッグルームを確保。ユーティリティも最大限配慮されており、300リットルの荷室容量を備えながら、ドアポケットのサイズも大型化され、かつ中身を見通しやすいよう明るい色が加えられた。

そのほか、フロントウィンドウに装着したHDカメラで車両前方の風景を写真およびムービーとして記録し、スマートフォンでSNSに投稿できる「シトロエン・コネクテッドカム」を採用。これは自動車として世界初の機能だという。このシステムは遊び要素としてだけではなく、ドライブレコーダーとしても機能するので、万が一の事故の際にも安心だ。

また、装備としては前席から後席の頭上まで視界を広げる「パノラミック・サンルーフ」をオプション設定している。


遠藤正賢 ENDO MASAKATSU

自動車・業界ジャーナリスト/編集

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