【映画やTVで活躍したマシン】マッドマックスの主人公の相棒「インターセプター」 (2/3ページ)

リッター600mという厳しい燃費でも休日はドライブするという

 搭載されているエンジンそのものは、ビッグブロックの7000㏄自然吸気で、映画の設定に近い600馬力弱まで出ているが、燃費は1リッターあたり、0.6km=600mほどだという……。車重は1740kgで燃料タンク容量は110リッター!

 それでもオーナーは仕事が休みになると、このインターセプターでどんどんドライブに出かける。本人曰く「日本にあるインターセプターで一番、実際に走っているのがこのクルマ」とのこと。遠いところでは、茨城県から島根県まで自走しているという。

 飾っておくクルマでもないし、劇中はオーストラリアの大地を激走し、けっこうホコリまみれになっているので、ある程度、ボディが汚れているほうが本物っぽい、というこだわりを持っているほどだ。

 車内にマッドマックスコンベンションで来日した出演者らのサインがたくさん書かれている。自慢どころは作品中で、マックスの奥さんと子供の写真が飾られている、ステアリングのセンターホーンの部分に、マックスの妻「ジェシー」を演じた、ジョアン・サミュエルのサインが入っているところ。その他、あの「マックスターン」を行った、スタントマンのサインもある。

 先述のとおり、普段からオーナーは、このインターセプターでドライブすることを楽しみとしており、とくに茨城県のつくば市周辺で、多く目撃されていることから、付近のをドライブしていれば1度は見られる可能性もあるだろう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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