「白ナンバー」や「字光式」いま軽自動車のナンバー変更が面白い! (2/2ページ)

ナンバー受け取りは「お盆」がオススメ!

 申し込むのは簡単ながら、問題になりそうなのはナンバーの受け取り。軽自動車検査協会は土・日・祝日は営業していない。平日どうしても仕事を休めない人には厳しいわけだが、諦めるのはまだ早い。間もなく迎えるお盆の時期には休めないだろうか。というのも、検査協会にいわゆるお盆休みはなく、平日であれば暦どおり営業している。しかもこの時期はディーラー関係が休みだったりするので、窓口が空いているケースも多い。うまくいけば、1時間も掛からずにナンバーを受け取って帰って来られる。お盆はチャンスなのだ。

ラグビーナンバー

 車検証は再発行になるが、この機に希望ナンバーを取得するのもおすすめ。ラグビーナンバーや字光式ナンバーと組み合わせれば、より一層面白いだろう。とくに後者は、「好きな数字を光らせる」という魅力がある。軽自動車の字光式はまだ見掛けることも少ないので、個性を出したいユーザーにはうってつけだ。

 希望ナンバーに変えつつ字光式にしたい場合は、「希望番号申込サービス(https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0101.html)」から。ここでも「標板の種類」を選択するところでは「字光式」を選ぶべし。1つ気を付けたいのが、「33-33」や「77-77」といった抽選対象希望番号(全国共通で14種類あり。地方によってはさらに増える)の場合。これらは週に1回の抽選に当選しない限り、手数料支払いのステップには進めない。お盆にナンバー交付を目指すなら、すぐにでも申し込んだほうがいい。

 抽選対象ではない一般希望番号の場合でも、ナンバープレートは手数料の支払いが確認されてから製造されるため、今日申し込んで明日取りに行く、というのは無理。番号を変えずにラグビーナンバーや字光式に交換する場合も一緒で、これらはいずれもオーダーメイド。地域によって多少異なるが、支払い確認からナンバー交付までは5営業日、つまり1週間ほどは掛かると見ておこう。

 軽自動車検査協会へ持っていくのは、基本的に「車検証」「現在のナンバープレート」「印鑑」の3つがあればいいが、手数料を支払った後に届く通知メールもプリントアウトして持って行くとスムースだろう。また字光式ナンバーに換える場合は、同時に窓口で照明器具を購入する必要がある。その分のお金を持っていくのもお忘れなく。照明器具の予算の目安は、前後セットで2~3万円くらい。

 照明器具を光らせるためには電源をとらなければならず、フロントはヘッドライトのスモール配線、リヤはナンバー灯の配線に割り込ませることになる。

ラグビーナンバー

 それと最後に注意点をもう1つ。「希望ナンバー+ラグビー」「希望ナンバー+字光式」の組み合わせはOKだが、「ラグビー+字光式」の組み合わせはNG。軽自動車で白ナンバーを光らせることは残念ながらできず、白ナンバーか、光るナンバーか、どちらかを選ばなくてはならない。実に悩ましいところだが、お盆のようなチャンスはなかなかない。このチャンスを逃さず、ぜひナンバー交換にチャレンジしてもらいたい。


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