後続車のライトで溝が光るタイヤも出展! 100周年を迎えた横浜ゴムブースが面白い【東京モーターショー2017】

歴代タイヤも並びヨコハマタイヤファン必見!

 今年で創業100周年を迎えた横浜ゴム。1921年に発売された、日本初のコードタイヤである“ハマタウン”の再現モデルのほか、これまで同社がリリースしてきた歴代タイヤを展示。加えて最新市販タイヤも並び、同社のすべてを体感できるブースを展開している。

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 オレンジオイル配合など、低燃費タイヤの代表格として人気のブルーアース。その新作として年内に日本のみで限定発売予定の「ブルーアース・エアー」が登場した。

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 2016年のジュネーブ・モーターショーにて出品されたウルトラライトコンセプトタイヤを進化させたモデルで、アドバンdB V551と比較して約25%の軽量化を実現。転がり抵抗の低減はもちろんのこと、軽量化によって原材料の省資源化も図ることができ、環境性能にも配慮した新世代タイヤとなっている。まずは205/55R16 91Vのみのラインアップとなる。

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 続いて、同社がこれからのクルマ社会への提案として参考出品していたのが「光るタイヤ」。後続を走る、スバル・アイサイトのような先進運転支援システムを搭載したクルマが、車両をいち早く検知できるよう、反射材をタイヤの主溝とショルダーに配合。

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 車両システムに早期認識させることはもちろん、ドライバーの視認性も高めてくれる。この反射材は後方からのヘッドライトの照射にしか反応しないため、光っているところは装着車の後続ドライバーにしか見えない。まだまだ参考技術ということだが、これが実現すればより安全なクルマ社会へとつながるだろう。

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 そのほかにも、同社が得意とする“走りの楽しさを引き出すタイヤ”にも注力する。現代の技術で蘇った、伝統のアドバンHFタイプDもそのひとつ。’70年代’80年代に人気だったクルマたちに最適なサイズラインアップで発売されている。

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 そのほかにも新型BMW X3に標準採用されたアドバンスポーツV105などを展示。意外にも、BMWへの標準採用はこのX3が初ということだ(純正装着サイズは245/50R19)。また、スーパーGTでも効果を発揮している、サイドウォールにフィンを設けて空気抵抗などをコントロールするタイヤも展示している。

 プレスカンファレンスで、同社代表取締役社長の山石昌孝さんは「創立100周年を機に挑戦と先駆けのスピリットを再確認し、次の100年に向けてスタートしました。クルマは便利な道具であるとともに、楽しい乗り物であってほしい。モーターファンをはじめ、多くの方々に共感をしてもらえるタイヤづくりをしていきたい」とコメントした。

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 100年の歴史や最新テクノロジーを体感することができる、横浜ゴムブースは必見だ。

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