話題の「サポカーS」は本当に高齢者が乗ると安心なクルマなのか? (2/2ページ)

 たとえば、追突事故についてトヨタが独自に集計したデータによると、最新のセーフティサポート機能を備えることで、同じクルマであっても追突事故は9割も減るという。集計の対象となったのはプリウス。

 先進安全装備がないクルマに対してミリ波レーダーを使った「トヨタセーフティセンスP」を搭載したクルマでは追突事故の発生率が半減、さらにICS(インテリジェントクリアランスソナー)も備えたクルマになると9割減となるほど、先進安全装備は効果的だ。

 もちろん、トヨタのデータが示すように最新の先進安全装備であっても100%事故を防ぐことができるわけではない。しかし、「サポカー」に認定されるような先進安全装備が有意な差を生み出すことは疑う余地はない。

 そして、こうした安全機能というのは高級車に限られたものではない。いまや「サポカーSワイド」に認められる軽自動車も増えてきている。

 イメージ的には高齢ドライバーの事故対策が急務といった印象もあるが、若年層も交通事故を起こす確率は高く、また確率は違っても事故を起こさない年齢層というのは存在しない。交通事故を未然に防ぐ可能性を高める「サポカー」を選ぶことは、最新のクルマ選びにおいては基本となっている。

 【関連リンク】

 サポカー・サポカーS(安全運転サポート車)のWEBサイト
https://www.safety-support- car.go.jp/

 トヨタ自動車、安全支援技術Toyota Safety Sense、ICSの事故低減効を公表
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/18294147/
※追突事故調査結果の記載あり


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

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