市販されれば大人気確実! 実現してほしい東京モーターショーのコンセプトカー6選 (2/2ページ)

2017年の東モで「ベストコンセプトカー」と言われたクルマも!

4)マツダVISON COUPE

 東京モーターショー2018のベストコンセプトカーと言われているのが「VISON COUPE」。日本の美意識の本質を突き詰め「エレガントで上質なスタイル」を作り上げることを目指す「鼓動デザイン」の深化を表現したモデルだ。

 シンプルかつスピード感あふれるワンモーションフォルムは素直にカッコいいと思うが、注目なのはそのパッケージング。フロントタイヤとAピラーの位置関係などはいわゆる黄金比で作られており、そこから推測すると横置きFFではなく縦置きFRだろう。ということは、アテンザよりも上のフラッグシップか!?

 4ドアクーペと言うことで言えば、センティア後継と考えてもいいかもしれない。前回の東京モーターショーでお披露目された「RX-VISON」と合わせて、2トップのフラッグシップが登場したら、マツダのイメージが更に変わるかもしれない!?

5)スバルVIZIVパフォーマンスコンセプト

「走りの愉しさ」を表現したコンセプトモデルだが スバルの関係者は決して口にしないものの「次期WRX」を示唆するモデルであることは間違いない。デザインはスバル共通のデザインフィソロフィ「ダイナミック×ソリッド」に基づいたスポーツセダンスタイルとあるが、2代目(GDB)のアグレッシブなスタイルを現代流に解釈した感じだろう。

 パワーユニットはボンネットのエアスクープからわかるように間違いなく水平対向4気筒ターボだが、FA20・DITの高出力版だろう。トランスミッションはアイサイト装着を考えると2ペダル(CVTに代わる多段ATを開発中)が濃厚だが、それと並行してMT用のアイサイトの開発の噂も聞いている。駆動方式は当然4WDだが、あまり複雑なシステムではないようで、それを踏まえると現行のシステムの発展系になるだろう。発売は2020年頃か!?

6)三菱e-EVOLUTIONコンセプト

 パワートレインはEV/PHEV、カテゴリーはSUVモデルに特化と、新生三菱は「選択と集中」の戦略を掲げているが、そのフラッグシップを示唆するモデルが、e-EVOLUTIONコンセプトである。

 かつて、ランエボが生産終了になった際に、ある三菱関係者は「復活する際はこれまでのように速さだけを追求するモデルではないはず」と語っていた。さらに益子 修CEOは2017年6月の株主総会で、ランエボの生産復活を検討していることを明言。これらの事を踏まえると、このモデルがランエボ後継モデルであることは明らかと言えないだろうか?

 パワートレインは大容量の駆動用バッテリーとフロント×1、リヤ×2の3モーターの組み合わせによる「デュアルモーターAYC」を搭載。三菱のオールホイールコントロール技術の最先端というわけだ。環境性能と動力性能を両立しながら、意のままのハンドリングを実現。これこそが次世代ランエボにふさわしいスペックだと思わないか?


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