クルマの「内側窓」の拭き方と拭きムラを出さない方法とは

乾拭きおよび白黒の新聞紙でムラをなくす

 梅雨時はもちろん、冬場だと太陽が低いので、車内に太陽光が進入しやすくなる。そうなると、突如としてガラスに浮かび上がるのがムラ。これがまたイライラさせられるものなのだが、厄介なのは内側だ。外側は作業がしやすいこともあって、比較的きれいにしやすいものの内側は手が届かないなど、作業性が悪くて完璧にやるのは難しいのは事実。ただ、ポイントを押さえて作業すれば、きれいにできるので紹介しよう。 ガラスの拭きムラ

 まずは手が届く範囲で、全体をザッと拭く。その際、ガラスクリーナーを使うのだが、外側のときのようにガラスに直接スプレーしないこと。直接すると車内に液剤が飛び散って大変なことになってしまうので、一度布に出してから拭くようにする。拭く際も、ただザッと拭くのではなく、車検のシールを目印にして左右の基準を出す。さらにタテヨコで動かして、拭きもれを防止する。

 そして問題の手が届かないところだが、用意するのはまず割り箸などの棒。これに布を巻いて芯にして、ガラスクリーナーを付けて拭いていく。広範囲をやりたい場合は、定規がオススメだ。このとき、手が届くところも含めて、しっかりと外周全部を拭くように意識して行うようにする。拭きもれ=イライラの原因と心得て、確認しながら作業するようにしたい。

 最後に液剤でできたムラの消し方について。布を動かした形にムラができたりするので、これまたイライラさせられるが、消すのは乾拭きが効果的。さらに裏ワザとして、新聞紙で拭くのも効く。なぜかカラーのスポーツ新聞だとさらにムラができるので、白黒の一般紙を使うのがポイントだ。また、筆者は多くのガラスクリーナーを試してきたが、一番ムラが少ないのが昔ながらのグラスター。ボディのワックスにもなるという不思議なものだが、効果は抜群だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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