クルマの「バネ下重量」の意味と軽いほうがいいという理由とは (1/2ページ)

ブレーキ関係やタイヤ&ホイールなど文字どおりバネ下の部品重量

 クルマの話をしていると「バネ下重量」という言葉を聞くことがあるかもしれない。

「バネ下重量」とは言葉どおり、クルマに付いているバネ(コイルスプリングやエアスプリング、リーフスプリングなどいろいろあるが)の下に付いているパーツの重量のことだ。バネ下のパーツにはサスペンションアーム、タイヤを付けるハブベアリング関係、キャリパーやローターといったブレーキ関係、ホイール、タイヤなどが含まれる。

 バネ下の重量は基本的に軽いほうがいい。というのはバネ下が軽ければサスペンションが動きやすくなり、乗り心地やハンドリングも良くなる傾向にあるからだ。

 とくに乗り心地は「バネ上とバネ下の重量の差が大きいほどよくなりやすい」と言われることもあり、車重の重い高級車や高級SUVの乗り心地の良さはバネ上とバネ下の重量の差が大きい点も影響している場合もある(高級車や高級SUVだからといって必ずしも乗り心地がいいとも限らないが)。


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