軽自動車ライバル比較! バカ売れホンダN-BOXに新型スズキ・スペ—シアは勝てるのか? (1/2ページ)

燃費はスペーシアだが運転支援装備はN-BOXが有利

 軽自動車界ではスペース系、ハイト系が圧倒的に売れ筋だ。2017年の販売台数では1位N-BOX、2位ムーヴ、3位タント、4位デイズ(三菱ekワゴンの兄弟車)、5位ワゴンR、6位スペーシア(旧型)となっていて、N-BOX(N-BOX+、N-BOXスラッシュ含まず)は20万7999台と、2位ムーブの14万1373台、ライバル車のタント14万1312台、スペーシア(旧型)10万4763台を圧倒。それどころじゃなく、全国の新車販売台数でも堂々1位。2位プリウスの16万912台を大きくしのぐ快挙をなし遂げているのだ!

ハイト系軽自動車

 そんな軽自動車界の怪物とも言えるN-BOXに真っ向から勝負を挑むのが、ワゴンRと並び、今ではスズキのドル箱車種となったスペース系の新型スペーシア。

ハイト系軽自動車

 スズキ最新となるワゴンR譲りのプラットフォームを基本に、スーツケースをモチーフにしたデザインを内外装に採用。全車マイルドハイブリッドとなり、車重はクラス最軽量の850kg〜を実現(N-BOXは890kg〜)。結果、30.0km/L(N-BOXは27.0km/L〜)ものクラス最良のモード燃費(いずれもHV G 2WD。カスタムは28.2km/L〜)を達成している。

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 少なくとも軽量化、モード燃費ではより新しいスペーシアがリードしていることになる。しかも、両車ともに今や軽自動車にも積極的に採用されている、先進安全運転支援機能の充実ぶりからも目が離せない。新型スペーシアの“スズキセーフティサポート”は歩行者対応の衝突軽減ブレーキ、サイドエアバッグを標準装備するとともに、誤発進抑制機能/車線逸脱警報機能/オートハイビーム/先行車発進お知らせ機能/軽自動車初の後退時衝突軽減ブレーキを新採用。

ハイト系軽自動車

 標識認識機能の追加や前後の左右確認サポート機能、多彩な表示機能を持つヘッドアップディスプレイなどの装備も注目点。セーフティ.サポートカーSワイドに該当している。ただし、新型N-BOXに採用されているACC(先行車追従型クルーズコントロール/30〜110km/h対応)は未採用。ちょっと残念な部分ではある。

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 N-BOX全車に採用されているホンダセンシングは、歩行者対応の自動ブレーキ/誤発進抑制機能/後方誤発進抑制機能/歩行者事故軽減ステアリング/路外逸脱抑制機能/車線維持支援システム/オートハイビーム/先行車発進お知らせ機能/標識認識機能/すでに触れたACCなど、かなりの充実ぶり。サイド&カーテンエアバッグも上級グレード、カスタムに標準だ。加えて予防安全性能アセスメント評価で最高ランクの「ASV++」を獲得し、セーフティ・サポートカーSワイドに該当する。

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 先進安全運転支援機能比較では、スペーシアとN-BOXのサイド&カーテンエアバッグ装着グレード比較なら、ACCが備わるN-BOXがややリードしていると言っていい。

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