アルピーヌA110のレーシングモデルを発表! 市販モデルには2台のモデルを設定

走りを極めた「ピュア」は走りが楽しみ!

日本でも2018年中に導入が予定されているアルピーヌ。スイス・ジュネーブショーでA110に「ピュア」「レジェンド」と名付けられた2台と、レーシングモデルを発表した。アルピーヌA110

「ピュア」は一部装備を省き軽量化を図った、走りにスポットを当てたモデル。曲がりくねったワインディングを、より楽しく走れるグレードとなっている。1973年にモンテカルロラリーで優勝したA110をイメージした仕上げである。

アルピーヌA110

一方で「レジェンド」は、豪華バージョンと位置づけ日常から長距離移動まで快適に移動できるモデル。バケットシートにサベルト製6点式ベルトを備え、革とスウェードを上手く組み合わせている。マニアの方はお気づきかもしれないが、ホイールが初代A110のデザインをオマージュしたというニクい演出も。アルピーヌA110

上記以外は基本的にすべて同じで、リヤ搭載する1.8リッター直4ターボエンジンは252馬力を発揮する。7速DCTと組み合わせ最高速度は250kmをマーク。ライバルは、ポルシェ・ケイマンやアルファロメオ4Cといったところだろう。ちなみに、この2台は発売からわずか5日以内で完売となった1955台限定モデル「プレミアム エディション」に続くモデルとなる。アルピーヌA110

またFIA世界耐久選手権に参戦しているフランスのレーシングチーム「シグナテック」が開発した「A110  GT4レーサー」も披露された。すでにフランスではFIA公認ワンメイク・レース用車両「A110 cup」というモデルが登場している。「A110  GT4レーサー」は、さらに馬力とダウンフォースを向上させたモデルだ。アルピーヌA110

2018年後半からヨーロッパで順次レースに参戦を開始し、2019年より本格的にモータースポーツシーンへ投入される。また、希望者にはA110cupをGT4仕様に仕立てることも可能だという。


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