見た目重視でアルミ製エアバルブキャップへ交換するとトラブルの可能性あり (2/2ページ)

どうしてもメタルのキャップにしたいなら真鍮製(メッキ)を

 メーカー出荷時の状態でバルブステムもアルミ製、エアバルブキャップもアルミ製という組み合わせなら問題ないが、ゴムバルブ+アフターのアルミエアバルブキャップというのは、かなりリスキー。

 真鍮(黄銅=銅と亜鉛の合金)とアルミは電蝕しやすいペアなので、安易にアルミ製キャップを購入し、ドレスアップに走るとひどい目を見ることになる可能性が大だということを覚えておこう。実際にゴムバルブ+アルミエアバルブキャップで、固着した例は少なくない。

 というわけで、ゴムバルブには電蝕の心配のない、樹脂製のエアバルブキャップを使用するのがベスト。どうしてもメタルのキャップにしたい人は、真鍮製(メッキ)のものをチョイスするようにしよう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

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