激戦の小型SUV市場にBMW X2投入! 卓越した走りでライバルを圧倒する可能性も (2/2ページ)

往年の名車をオマージュしたようなエンブレム配置も

 改めてXシリーズとは、BMWのクロスオーバーモデルである。そのなかでも奇数がSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)、偶数がSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)となっている。なので、発表されたX2はクーペスタイルのSAV。サイズ感としてはコンパクトSUVに位置づけられる。X2は3気筒エンジンのBMW X2 sDrive18i、4気筒エンジンのBMW X2 xDrive20i、また新しい試みとしてエクストリーム・スポーツからインスピレーションを受けたM Sport Xモデルも用意される。

 エクステリアは個性や創造性を追求し、数多くの新しいデザインでなかなかカッコいい。BMWの代名詞であるキドニーグリルは下部の幅を広げることにより低重心かつワイドな印象を演出し、他のモデルとは一味違ったフロントマスクに仕上げている。
BMW X2

 Cピラーには2000CSや3.0CSLなど、歴代のBMWクーペの名車を彷彿とさせるブランドロゴが配される。さらにM Sport Xはフローズン・グレーのシャープかつ洗練されたアクセントが散りばめられた専用装備などにより、X2の個性をより強調し、目立つ存在感を持っている。

BMW X2

 室内には低重心のドライバー・シート・ポジションを設定し、スポーティな印象を強調、またモデル全体にフラットな造形を採用し、広々とした室内空間を実現している。ドライビングシートに座るとついついアクセルを強めに踏みそうなムード。

 走りは優れた俊敏性と高い運動性能を持つとBMWは自信をもって言う。走行特性を調整できるドライビング・パフォーマンス・コントロール・スイッチにより、標準モードのCOMFORT、燃料消費効率を重視したECO PRO、スポーティな走りを楽しめるSPORTモードから選択が可能だ。xDrive20iには、いかなる路面状況においても卓越した運動性能を発揮するインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を搭載。またM Sport Xには硬めのスプリングとダンパーを採用し、一層スポーティな走りを実現している。

BMW X2

 安全性、快適性も徹底的に追及されており、運転支援システム「ドライビング・アシスト」を全車標準装備する。機能は以下となる。

●追突が不可避な場合に、システムが自動的にブレーキをかけて衝突を回避、被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」

●前車に追突する危険性が高まった際に、ドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」

●車線からクルマが逸脱しそうになると、ステアリング、ホイールを振動させてドライバーに警告を促す「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」

 さらにオプションで高速走行時や渋滞時に安定した走行を継続しやすいようにサポートする機能、「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」を追加することも可能だ。

BMW X2

 またスマートフォンとの連動を実現した「BMWコネクテッド・ドライブ」を全車に標準装備している。

●深刻な事故が発生した際、車両から自動的にSOSコールを発信する「BMW SOSコール」

●車両が自動的に整備関連のデータを指定の正規ディーラーに送信する「BMWテレサービス」

●スマートフォンを利用して車外からベンチレーションを起動したり、ドアのロックやロック解除ができる「BMW リモート・サービス」

●車内のコントロール・ディスプレイから最新のニュースや天気予報を閲覧・検索ができる「BMW オンライン」

●BMW 専用アプリ「BMW Connected」をスマートフォンにダウンロードし、車両に接続することにより、専用アプリ内の様々なコンテンツを楽しむことができる「BMW APPs」(例えば、Twitterの更新情報を車内のコントロール・ディスプレイで確認したり、テキストの読み上げ機能によってオーディオから投稿の内容を聞くことが可能)

 これらの機能によって、「もしものときに備える万全の安全性」と「カーライフを進化させる革新の利便性」を実現する。

 X2は、常識や周りの評価にとらわれることなく、自分の道は自分で切り開くといった意味で「UNFOLLOW」というコンセプトを打ち出している。オフロード性能と都会的な存在感を併せ持つこの新型BMW X2で行動範囲を広げてほしいということだろう。

BMW X2

画像ギャラリー