グッとスポーティになった新型カローラ スポーツの内外装を徹底チェック (1/3ページ)

シャープ&ダイナミックなスタイリングを実現

 ボディサイズが3ナンバーとなったカローラ スポーツは、カローラシリーズのモデルとしては、車格がワンランクアップした印象だ。

 ボディスタイルとしてはコンパクトハッチバックだが、そのサイズを生かして伸びやかにデザインされたスタイリングはシャープでダイナミック。フロントマスク、テールビュー、サイドビューともに複数のキャラクターラインを組み合わせることで立体感を表現し、ボリュームのあるフェンダーが踏ん張り感を強調する。車名にスポーツとある通り、ハッチバック車ならではの軽快感や機動性の高さを持ち、さらに3ナンバー車らしい上質感も備えたモデルだ。

 1790mmの全幅は日本車のハッチバック車としては最大級。全長はカローラ アクシオよりもわずかに小さいだけだが、フロントノーズが低く、前後バンパーが絞り込まれたフォルムにより、コンパクトに見える。Cセグメントの競合車となるホンダ・シビック、スバル・インプレッサスポーツ、マツダ・アクセラスポーツより、ひとまわり小さい。

 標準車とXグレードでは、ヘッドライトは3灯式LEDとなる。ロービーム/ハイビームを自動的に切り替えるオートハイビーム機能(AHB)を装備する。

 予防安全装備「トヨタセーフティセンス」は第2世代に進化。フロントガラスには単眼カメラ、フロントバンパー内にミリ波レーダーを備えている。

 カローラの車名を表す「Cマーク」。花冠をモチーフにしてロゴに埋め込むデザインになった。ブルーのカラーリングは他モデルと同様にハイブリッド専用だ。

 シャークフィンアンテナ、リヤスポイラーは全車に標準装備。バックドアの傾斜が強いため、リヤスポイラーは後部座席のサンシェードのような役割もはたしている。

 ホイールはハイブリッドG、Gともに標準仕様で16インチ、Zで18インチ(下記写真)のアルミホイールとなる。Xでは15インチのフルキャップ仕様。タイヤは、撮影車両では16インチがブリヂストン エコピアEP150(205/55R16)、18インチがダンロップ SPスポーツMAXX 050(225/40R18)を装着する。


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