グッとスポーティになった新型カローラ スポーツの内外装を徹底チェック (2/3ページ)

スポーティ&シックなインテリア

 大人4名がしっかり乗れるキャビンを目指したというインテリア。後席の乗員が周囲の景色をよく見られるようにとグラスエリアを大きく取り、ピラーの位置やサイズを設定。そのほかにもダッシュボードやドアショルダーのアッパー部をシンプルな形状とするなど、すべての座席の視界特性を高めて明るく快適な室内空間を実現している。

 ダッシュボードはブラック基調にシルバー系の加飾を配したシックなもので、上下2段式の立体的なデザインが特徴。ソフトパッドを効果的に使い、コンソール、ドアトリムにつながる連続的なデザインとし、インテリア全体の質感を高めている。

 大人4名が快適に移動できる車室空間と、ドライビングの楽しさを味わえるコックピットレイアウトを両立させたカローラ スポーツのインテリア。個性的なデザインのダッシュボードやブラック&シルバーのシックなカラーコーディネイトにより、クラスレスの上質感を実現する。

 トランスミッションはハイブリッドではCVT、1.2Lターボでは10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付きCVTと、6速MTの2種類が設定される。

 1.2Lターボの6速MT(8月発売予定)。シフトアップおよびダウン時にエンジン回転数を自動的に合わせることで、スムースな加速/減速を実現する機能を搭載している。

 1.2Lターボの標準車とZにパドルシフトを装備(Xは本革巻きシフトノブなどとセットでオプション)。右でシフトアップ、左でシフトダウンを行う。

 変速プログラムなどを変更できるドライブモードセレクト(3モード)を全車に標準装備。ZではAVSとセットで5モード仕様がオプション設定される。

 メーターパネルは標準車とXではアナログメーター、Zではフル液晶メーターとなる。どちらも速度計を中央に配置するが、Zのメーターはマルチインフォメーションディスプレイを速度計内に配置。また、ドライブモードを「SPORT」に切り替えると表示がレッドになる仕様だ。

 ダッシュボード中央部にディスプレイスペースを配置。新搭載のコネクティッドサービスに対応したT-Connectナビを含め、8インチ、9インチなど、販売店オプションが多数用意されている。

 ルームランプユニットにヘルプネット(緊急通報)のスイッチを配置。コネクティッドサービス用の通信機器を全車に標準搭載しており、コールセンターのサポートも受けられる。

 オートエアコンは全車に標準装備(ハイブリッドは電動インバーターコンプレッサー付き)。標準車とZでは左右独立温度調整式、Xではシングルモード式となる。

 ルームミラーは全車に防眩タイプを装備。また、Zでは後続車のヘッドライトの光などを検知して防眩機能を切り替える自動防眩付きインナーミラーを装備。

 バックカメラは全車にオプション。駐車時など車両後方を確認することができる。リヤクロストラフィックオートブレーキと組み合わせればさらに安全性が高まる。


新着情報