三菱自動車がアウトドアの楽しみ方を提案! 新型SUVから自転車まで編集部が体感した (2/4ページ)

大人3名乗車でもストレスなく加速してくれる!

簡単にエクリプス クロスについて振り返ると、2017年2月のジュネーブモーターショーで世界初公開。その後はスターキャンプや東京モーターショーなどでプロトタイプが展示され、一般の方も発売前から注目していた1台だろう。

今回試乗することができたモデルは、3グレードあるなかで最も上級なグレード「G Plus Package」の4WDモデル。

ちなみにベースモデルのGグレードから追加・変更される装備は、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ/タッチパッドコントローラー/マルチアラウンドモニター/後側方車両検知警告システム(レーンチェンジアシスト機能付き)/後退時車両検知システム/LEDターンランプ付き電動格納式ドアミラーとなっている。

ドアを開けてシートに座るときに気付いたのは、まずサイドシルの段差が少なく足首が引っかからないこと。また、ドアが大きく解放するため乗り降りがしやすい。こういう細かいところの気配りが、乗る前から嬉しい。さらに、アイポイントの高さとボンネットのエッジのおかげで車幅感覚がつかみやすそうだ。

早速エンジンをかけてギアをドライブへセレクトして発進すると、1.5リッターとは思えないストレスフリーな加速をする。今回、姉妹誌CARトップと合同試乗ということもあり、大人3人が乗車するという状況だがそれでも最大出力150馬力、最大トルクは240N・mを発生する直列4気筒ターボに不満はない。急坂でここ一番のパワーがほしいときも、アルミ製パドルシフトで一段ギヤを落とすことでグンと加速してくれる。

帰りは優雅に後部座席で出発地点のキャンプ場まで移動したが、少しだけ本音を言わせてもらえるならば路面からのゴツゴツ感が大きいかもしれない。


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