ついにホンダジェットが日本で納機! 初号機を手にしたオーナーの姿とは? (2/2ページ)

オーナーは事前に小型練習機で訓練を積んだ

 ホンダジェットエリートは、主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体など、ホンダ独自開発技術により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機。現在、北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、日本で販売している。

 日本での受注は2018年6月より開始され、現在までに10機を超えるオーダーが入っているそうだ。

 ホンダジェットの最初のオーナーとなった千葉さんは、個人投資家としてスタートアップ企業への投資支援活動を行なっており、とくに空に関する分野では、Drone Fundの代表パートナーとして、ドローンや空飛ぶクルマ、エアモビリティ関連分野での投資をしている。

 千葉さんがホンダジェットエリートの魅力に惹きつけられたのは、CMを見たことがきっかけだそう。購入を決めてからは練習用に小型練習機を個人で買って、元航空自衛隊の訓練教官と毎週4〜5時間ほど飛行訓練をしているというから驚きだ!

 ほかに、ロケットのエンジン開発やアプリのプロデュースなどを手がける堀江貴文さん、慶応イノベーション・イニシアティブの社長でグリーの取締役なども務める山岸広太郎さんらとの共同所有となる。

 千葉さんは式典のなかで、「ホンダは世界に誇れる空のパーソナルモビリティーを送り出してきました。この素晴らしいホンダジェットを生み出したホンダ エアクラフト カンパニー藤野社長をはじめ、開発チームに御礼申し上げます。私も数回、実際に乗りましたが、その静音性、力強さ、なめらかさ、安全性、安定性、そして何よりも機体の美しさは抜群です。小型ジェット機が普及すると、日本全体が一つの都市圏になり、新しい経済活動が加速します。12月20日は、日本における『空の移動革命 Day1』になると強く確信します」とコメントした。


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